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企業が採用を重視する視点はここ!誤解している就活生は早く意識の修正を!

大学生の就活 就活準備編
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今回の記事では、企業の面接官が就活生のESや面接において、どんなところを重視して見ているか?

を解説します。この話の中で最もお話したいことは、企業が採用において重視する点と

就活生の皆さんが面接官に対してアピールしようとしている点が食い違っていることです。

 

この記事をご覧の皆さんには、面接官(企業)が採用において重視する点を理解していただき、

ESや面接において、正しいアピールができるように意識を変えていただくような記事にします。

ぜひ最後までお読みください。

 

 

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企業の採用重視視点と学生のアピールポイントに差が生じている!

 

ここで、24卒採用に向けた企業の採用重視視点と就活生が意識するアピールポイントに見る差

について見てみましょう。下記の表をご覧ください。

青い線は、企業が採用でこの視点を重視すると回答した割合を示しています。

対して、オレンジの線は、企業に対して就活生がこの点をアピールポイントにしたと回答した割合を

示しています。

 

この調査結果の特徴として言えるのは

青い線が伸びている項目では、オレンジの線が伸びていない傾向が強い。

反対に、オレンジの線が伸びている項目では、青い線が伸びていない傾向が強い、ことが言えます。

 

つまり、企業が採用で重視する点と就活生がアピールしようとする点が食い違っているいうことなのです。

 

当ブログでも以前、この企業の視点と就活生のアピールポイントの食い違いについて記事にしましたが

23卒の採用に見る「企業の採用基準の考え方」  その2 企業の採用基準
一昨日、23卒における企業の採用基準として「ガクチカ」のお話をしました。 ガクチカは派手じゃなくていい!必要なのは力を入れて取り組んだ「内容」や、 力を入れた取り組みから「学んだ」ものは何か?を明確に説明できるように すること。と説明しまし...

まだまだ勘違いしている就活生が多いようですね。

では、なぜこんな食い違いが起きてしまうのでしょうか?まず企業の採用の考え方から見ていきましょう。

 

 

企業は”自社の仕事に必要な能力”を選考で見ている

では、企業が採用において重視する視点1位~10位を見ていきましょう。

1位:対人コミュニケーション力(83.6%)

2位:協調性(61.9%)

3位:仕事への意欲・興味(61.3%)

4位:行動力(58.6%)

5位:誠実さ・信頼感(54.0%)

6位:向上心(51.5%)

7位:粘り強さ・責任感(50.4%)

8位:熱意(49.6%)

9位:企業への意欲・興味(47.3%)

10位:ストレス耐性(43.6%)

 

となっています。

なぜ、この項目が企業が重視する視点の上位に入っているのか?

それは・・・

自社の仕事に必要な点だからなのです

 

企業に入ってからの仕事は、一人ですべて完結するものではありません。

上司が居て、先輩が居て、同僚が居て、他部署の社員が居て、そしてお客様が居ます。

そういった人達と調整し、また協力しながら仕事をしなくてはいけないので、

1位の「対人コミュニケーション力」

2位の「協調性」

5位の「誠実さ・信頼感」

は、とても大切な能力になるのはご理解いただけると思います。

 

また、どんな仕事に対しても意欲を持って初められて、しっかり行動し、最後まで投げ出さず

熱意を持って仕事を完遂してくれることを企業は望みますので

3位の「仕事への意欲・興味」

4位の「行動力」

7位の「粘り強さ・責任感」

8位の「熱意」

を重視する企業が多いのは当然でしょう。

やる気のある会社員のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

それから、せっかく採用したのに最近は企業に自分が合わないとすぐに辞職してしまう若手社員が

多いのが事実です。企業は社員を採用する際に多額の費用と時間をかけています。また早く一人前に

なって欲しいということから、入社後の教育にも力を入れています。なのに、すぐ辞職されてしまうと

企業も大きな損失になります。だから

9位の「企業への意欲・興味」

10位の「ストレス耐性」

も企業にとっては大事な視点になっています。

会社のビルのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

 

企業が採用重視している視点に気づいていない就活生

前項で、企業が採用において重視する視点の1位~10位は仕事していくうえで大事な点だから企業は

重視するのだ!という説明をしました。

では、その大事な項目でどのくらいの割合の就活生がアピールポイントとしているのか?

を見てみましょう。

 

企業1位:対人コミュニケーション力(83.6%) → → →  就活生(42.1%)

企業2位:協調性(61.9%) → → → 就活生(39.6%)

企業3位:仕事への意欲・興味(61.3%) → → → 就活生(37.5%)

企業4位:行動力(58.6%) → → → 就活生(40.1%)

企業5位:誠実さ・信頼感(54.0%) → → → 就活生(31.3%)

 

というように、企業が採用において重視する点のトップ5について、就活生がアピールポイントに

しているケースが少ない、ということが問題なのです。

 

また

企業8位の熱意(49.6%)は就活生は11.9%

企業12位の基礎学力(35.4%)も就活生は15.4%

企業13位のマナー・礼儀(33.6%)に至っては就活生は7.3%

と、ある程度の企業が重視している項目でも、就活生はほとんどアピールポイントとして

考えていない項目もあります。

 

企業が選考の場で重視して見たい視点について就活生が気づいていなければ、せっかく就活生が

大学時代の経験を基にアピールしても、企業には響かないことになってしまいます。

こんな状況は勿体ないと思いませんか?

 

 

就活生はアピールする視点をちょっと変える必要がある

では、就活生はどんなアピールをすれば良いのか?を考えてみましょう。

 

自分の体験の伝え方を変える

ヒントは、この調査における就活生側のアピールポイントとして割合が多かった2つの項目にあります。

 

「アルバイト体験」(就活生47.1%)と「サークル活動体験」(就活生30.9%)です。

ともに、企業は12.6%、8.2%となっているのですが、なぜこの2項目について採用を重視する視点とする

企業が少ないか?というと

 

この2項目、主にガクチカで質問されることへの回答でエピソードとして話されるケースが多いと思う

のですが、就活生はただ「こんなアルバイトをして、こんな結果になりました」とか「こんなサークルで

部長をやってました」等、結果(ネタ)だけアピールしようとしてますよね

 

でも、企業はこの「アルバイト体験」と「サークル活動体験」で、「ただ何をした」という結果(ネタ)

を知りたいのではなく、力を得たか(コミュニケーション能力や、行動力、粘り強さや責任感、熱意や

意欲)といった企業が重視している視点を見たいのだから

就活生は自身で体験したネタの中身を解きほぐして重要だった行動の詳細やその行動へと突き動かした

考え様々なシチュエーションで起こった思い、といった詳細を説明する。

このほうが、より企業が知りたい力を伝えられ、アピールになるということなのです。

 

より詳細な企業研究もアピールになる

また、企業3位の「仕事への意欲・興味」、8位の「熱意」、9位の「企業への意欲・興味」をアピール

するのに必要なのは、企業研究です。

・その企業のどこに興味・関心を持ったのか?

・その企業の事業で何をしたい(実現したい)のか?

・なぜ自分がその企業の社員として適任なのか?(経緯や背景も含めて)

・自分が考える企業独自の強みや社会における価値は何か?

 

を、しっかり考えて説明することで、アピールできるはずです。

 

 

盛り、虚飾、他人の意見・やり方では「誠実さ・信頼感」は得られない

企業が重視する視点の5位に誠実さ・信頼感(54.0%)がありますよね。

これ、就活生のどこで判断していると思いますか?

 

もちろん、インターンシップや人事と事前に繋がりがあれば、その就活生が誠実であるか?信頼感が

あるか?は判断できますが、面接の場が初めて会う場だとどんなことで判断しているのか?不思議ですよね。

 

実は、就活生の話の内容や話し方で見ているのです。

 

自分が用意したガクチカや自己PRや志望動機の話に自信が無い就活生は、時折話を盛ったり、経験して

いない話をしたりします。また自分が本当に頑張って、熱意を持って話せるネタではなく、

誰かに「この内容が企業にはウケる」といった妄言に釣られて、話の内容を変えてしまう就活生もいます。

 

そんな、盛り虚飾他人の意見・やり方、で固められた話は、

企業の面接官に一発で見抜かれちゃうんですよ。

就活生が話しているときの抑揚・ニュアンスがおかしかったり、話の内容に辻褄が合っていなかったり

追加質問に答えられなかったり、することですぐにバレます。

 

見抜いた面接官は、その就活生にどういう印象を持つか分かりますか?

 

「誠実さが無いね」「信頼できないね」という印象を持ち、それが評価に繋がってしまうのです。

 

だから、面接の場で盛り虚飾他人の意見・やり方は絶対に取り入れず自分が熱意を持って話せる内容を

用意してください。もし誰か信頼のおけるアドバイザーからアドバイスされても、自分で一度考えてみて、

自分が面接の際に熱意を持って話せると判断してから、アドバイスされた内容を話すようにしてください。

 

 

まとめ

最後に今日の内容をまとめてみます。

 

・企業が採用で重視する点と就活生がアピールしようとする点が食い違っていて、面接で就活生が熱意を

持ってアピールしても、企業側に届いていないので、評価されていないという現実がある。

 

・企業が重視している力は自分にもある、とアピールするために就活生は自身で体験したネタの中身を

解きほぐして重要だった行動の詳細やその行動へと突き動かした考え様々なシチュエーションで起こった

思い、といった詳細までを説明する必要がある。

 

・より詳細に企業研究を行い、

その企業のどこに興味・関心を持ったのか?、

その企業の事業で何をしたい(実現したい)のか?

なぜ自分がその企業の社員として適任なのか?(経緯や背景も含めて)

自分が考える企業独自の強みや社会における価値は何か?

までを説明できるようにすると「仕事への意欲・興味」、「熱意」、「企業への意欲・興味」

アピールできる。

 

・面接の場では盛り虚飾他人の意見・やり方は絶対に取り入れず自分が熱意を持って話せる内容を

用意することで、誠実さ・信頼感をアピールできる

 

以上です。就活生の皆さんはぜひ一度企業が採用で重視する視点を考えてみて、自分の経験で得た力は

どの視点に当て嵌まりそうか?考えて、それを具体的に熱意を持って説明してください。

良い結果が導き出せると思いますよ。

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