<23卒 向け>
23卒の皆さんは、所属する大学で就活に関する支援イベントが開催されているのをご存じですか?
大学キャリアセンターが主催する就活支援イベントは、就活についてベテランのキャリアセンター職員の方が、時期と内容を吟味して企画しているもので、皆さんの就活に有効なものです。
今日から3回のシリーズで、大学キャリアセンターが主催する就活支援イベントの中で、「これは受講しておくべき」なイベントを選んでみました。
まず今日は、一つ目のイベントについてご紹介しますので、皆さんの大学でも開催していたら、ぜひ受講してみてください。
(1)業界・企業研究セミナー
まずは「業界・企業研究セミナー」。
業界や職種等テーマで絞って、複数の企業が登壇し企業・社風のこと、職種・仕事のこと、業界のこと、どんな社員が居るか?等を説明してくれるセミナーです。今はリモートでのセミナーが主だと思いますので、気軽に参加できると思います。
受講すると良い点
①複数の業界・企業研究が短期間にできる
特に「サマーインターンにあまり参加できなかった」という人にとっては、このセミナーの参加で業界や企業研究できるので、取り返すことができます。
②知らなかった業界・企業・職種に出会えるチャンスがある
まだ23卒の方は現時点で、広く業界・職種を理解している人は少ないはずです。企業研究は広く業界・企業・職種を知って「比較」することで深まります。ぜひ自分が知る業界・企業・職種を増やして「比較」してください。
③人事担当者に名前を覚えてもらえる可能性あり
サマーインターンに行けなかった人も、ここで企業の人事の方と繋がるチャンスがあります。後述しますが、特に「質問コーナー」等、企業の人事に名前を言う機会があれば、名前を覚えてもらえる可能性があります。
④今後のインターンや本選考の情報が聞ける(かも?)
今後、秋・冬インターン開催の予定があれば、募集の情報がアナウンスされるはずです。また、早期選考を実施する企業ならば、日程を聞いておくことで、早く準備に取りかかることが出来ます。
早期選考しない企業でも、もし興味があれば、インターンにも参加することで、より人事と繋がる可能性が増え、内定への近道になります。
受講上の注意点
①リモートでも自分の”見え方”に注意
例えリモートでの参加でも、顔見せでの参加であれば、身だしなみや受講中の態度には充分注意してください。この時期であればスーツ着用の必要は無いと思いますが、あまりにラフな格好での参加は慎みましょう。
②知らない・興味のない業界でも時間があったら受講しておく
「自分は文系(理系)だから、理系(文系)の企業のときは受講しない」とか
「この業界(職種)は知らないから受講しない」は勿体ない!
企業の話を聞いて
「あれ!?なんか興味あるぞ」とか「自分でもできる仕事かも?」
があったりします。食わず嫌いせずに、時間があるなら受講してみてください。
受講して「この業界(職種)は無いわ!」なら、そこでカットすれば良いのです。
そうやって「自分には無理(向かない)業界(職種)」を見つけていくことも、業界・企業研究では必要なことです。
③質問コーナー等、人事と話せる機会は大切に
受講の最後に、必ず参加した企業への「質問コーナー」が設けられると思います。その際はぜひ質問をしてください。
「この業界(職種)はよく知らないから、良い質問が思い浮かばない」
があるかもしれませんが、この時期に完成度の高い質問は企業も期待していません。質問する積極性が大切です。
質問コーナーで名前を言うと、ほぼすべての企業は「○○大学の□□さん」と記録をとります。その後、インターンでその人事と出会えれば「あ~学内セミナーで質問した□□さんだね」というように、繋がりが持てるわけです。
そしてインターンであなたが成長した姿を人事に見せられれば、「□□さん、うちの企業受けてくれないかなぁ~」になるわけです。
「サマーインターンに出遅れた」
「企業との繋がりが欲しい」
という人は、ぜひセミナーでの質問に挑戦してみましょう。
まとめ
今日は「23卒が今、受けておくべき学内就活イベント3選」の一つ目
「業界・企業研究セミナー」について紹介しました。
早期選考に挑戦する人達も、これから企業研究を始める人達も、就活においてまだこの時期は、業界を絞る時期ではありません。
この時期は、
世の中にどんな仕事があって、どんな業界・企業がどう社会の中で関係しているの?
その業界・企業の中で、自分が関わることができる可能性のあるところはどこ?
を知っていくべき時期だと考えています。
ですから、たくさん知り、少しずつ自分の価値観や自分のスキルを基に「比較」をして、できれば順位付けをしていけば良いと思います。有効な業界・企業研究のためにも学内の業界・企業研究セミナーを活用してください。
次回以降は、受けておくべきイベント(2)、(3)をご紹介します。
コメント