国家資格キャリアコンサルタント試験の学科・実技論述試験日(7/2)まで、あと3週間を
切りました。受験予定の皆さん、勉強お疲れ様です。
この3週間をどうスケジュール組んで勉強していくか?お悩みもあるかと思います。
私からは、自分の受験の経験を踏まえ、最適な3週間の勉強方法をお伝えします。
皆さんぜひ、一発で合格を目指して最後の追い込みを頑張ってください。
国家キャリコン試験まで3週間、今やるべきことはこれ
国家資格キャリアコンサルタント試験を受験予定の皆さんは、試験まで3週間を切った状態で
勉強の進み具合は千差万別だと思いますが、とりあえず学科試験も実技論述・面接試験も
ある程度対策が進んできていると仮定してお話させていただきます。
まず、今週(6/12の週)と来週(6/19の週)の間で精力的に行うのは
・実技論述試験の対策
・実技面接試験の対策
この2つです。
「学科試験の対策は?」と疑問に思われるかもしれませんが
まずは知識として詰め込む必要のない、論述試験と面接試験の対策を先に終わらせること。
これが必要です。
実技論述試験対策
とにかく、過去問を解答すること。解答時間も本番と同じ時間で設定しましょう。
論述試験の最大の敵は「時間の余裕が無いこと」です。
たぶん試験の本番では、解答した内容を見直す時間なんて無いでしょう。
なるべく早く、事例の問題点を把握し、設問の解答を書き込むことが必要で、時間勝負に
慣れておくことが、この2週間で必要な対策だと思います。
公式サイトに3回分の過去問が掲載されてますが、これで足りない場合は
こんな問題集を購入して、実践してみても良いかと思います。
実技面接試験対策
実技面接試験については、クライアント役や、カウンセリングを見てフィードバックする役等
複数人が必要ですから、なかなか練習できないのが現実です。
養成講座で一緒になった方と連絡とって、練習し合うことができればベストですね。
また、実技面接試験で大事なことを2つお話します。
1つめは
無理にカウンセリングを解決に向かわせない
です。たかだか15分のロールプレイで、相談者の悩みが解決するわけがありません。
途中で終わっても良いので、相談者に何かに気づいてもらうよう展開させることに
注力してください。
2つめは
口頭試問に的確に答えられるように、考えておく
です。ロールプレイの振り返りは自分を卑下し過ぎずに、
「○○は出来たように感じています」
「□□については、△△が抜けていたように感じましたので、今後~のように
していきたいと考えています」
と良かった点と反省点を入れておくとよいでしょう。
また、主訴と見立てを質問されたら、間違えないように具体的に話せるようにしましょう。
「資格を取った後、どうしますか?」の質問があるかもしれません。考えておきましょう。
養成講座実施の学校も、短期集中で面接試験対策講座を開催しています。
すでに講座がいっぱいになっている可能性は高いですが、一度調べてみるとよいでしょう。
上記のとおり、実技論述試験と実技面接試験の対策は、今週(6/12の週)と来週(6/19の週)
の2週間で終わらせるようにしてください。もちろん実技面接試験は学科試験と論述試験の
次の週からになりますので、学科試験終了後にまた追い込みをかけるチャンスはありますよね。
学科試験対策は、いつから再開?
今週(6/12の週)と来週(6/19の週)は実技論述試験と実技面接試験の対策を精力的に。
というお話をしました。
では学科試験対策はいつやるの?
はい!6/26の週に一気にやります。
「2週間も学科試験対策しないで大丈夫なの?」と心配される方もおられると思います。
実は、2週間空けるのには理由があります。それは・・・
過去問の設問を一度忘れること
これが理由です。
既に皆さんは、一度は学科試験の過去問を解答しているはず。
もちろん、ただ解答するだけでなく、自分の正答・誤答を確認しているでしょうし
設問のキーワードから勉強する範囲を拡げた方もおられるでしょう。
そうやって過去問の設問に接してしまうと、次に過去問にチャレンジしようとすると
設問内容を覚えてしまい、自分の頭の中の知識ではなく、設問内容の記憶で解答して
しまうのです。
こうなると、逆効果ですよね。
ですから、一度過去問の設問を忘れるために、学科試験の対策を一度離れ
他の試験の対策に充てるのです。
「それでもやっぱり学科試験が心配」
という方もおられると思います。
では、学科試験の勉強は6/20(火)から再開し、正式に過去問回答を再開するのを
6/26から、ということでいかがでしょう。
学科試験対策の最後の追い込みは何をやる?
最後の1週間をどう使うか?
過去問回答の再開、問題集を回答することと、自分の弱い分野を徹底的に潰しておくことを
心掛けて勉強してました。
過去問だけで足りなければ
こちらや
こちらを追加して回答していくと良いでしょう。
同時に、政府発表の資料のチェック、労働関連法のチェック、理論家の代表的な理論のチェック
各種発達段階をまとめて再チェックしておければ、最後の追い込みとして充分でしょう。
まとめ
最後の3週間をどう過ごすか?おさらいしてみます。
・今週(6/12の週)と来週(6/19の週)は実技論述試験と実技面接試験の対策
・論述試験対策は、時間内に全問解答できるよう練習を
・面接試験対策は、出来たらロールプレイを重ねる
・口頭試問に答えられるようにしておく
・学科試験対策の再開は6/26の週から(心配な人は6/20くらいから)
・過去問と一緒に問題集の問題も解答しておく
・政府発表資料、各種法令、理論家・発達段階等必ず出る分野の再チェック
という形で、私は最後の3週間で勉強していましたし、効率的でした。
ぜひ皆さん一発で合格できるよう、頑張ってください。
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