<24卒 向け>
24卒の方を就活の準備状況に分けて、段階ごとにこれからの就活の進め方と
注意点についてまとめてみました。
24卒の学生さん達については就活の進み具合を大まかに次の5つくらいに
タイプ分けしています。
① これから就活を始めます。何すればよいのですか? の段階
② サマーインターン少し行ったけど、その後あまり進んでない の段階
③ サマーインターンの後も就活準備は続けてきた、選考はこれから の段階
④ すでに企業の早期選考受けています の段階
⑤ 早期選考受けて、すでに内々定持っています の段階
3月16日(木)にUPした記事で上記①と②の段階の方向けに説明しておりますので
ぜひ下記を参考にしてください。
では、今日は残りの3つのタイプ。③、④、⑤の段階の方に向けてこれからの
就活の進め方と注意点を見ていきましょう。
③④の人も・・・
まず、③と④の段階の人。すでに就活モードに入っておられるので、きっと今は
企業へのエントリーが進み、ESをどんどん提出、面接も受けている状況でしょう。
この人達がこれから心掛けることは、下記のとおりです。
その1 これまでの選考を振り返り、自己分析を深める
これまで順調にインターンや早期選考を受けたり、就活の準備をしてきた方も
この時期に陥りやすいのが、
「改善しないまま、進んでしまう」こと
今はとにかくESいっぱい出して、面接対策してるのだけど、実はこれまで
「なかなかES通過しない」
「面接で先に進めない」
って人も多くなってきているのでは?
ESの段階でも面接でも、どこかで「お祈り」が続くのなら、
一度立ち止まって、自分が企業に対して伝えてきた内容を振り返る時間を
作るようにしましょう。
振り返りで一番大事なのは、話すテクニックではなく、
例えば「ガクチカ」「自己PR」「志望動機」等、質問に対する回答を
もっと深掘りできないか?ということです。
コロナ禍に大学生活を過ごしてきた24卒学生に対し、「ガクチカ」の質問を
控える企業が増えているようです。であれば「自己PR」のような
”自分の能力や特色を紹介する”
という流れになる質問がこれから多くなるはずです。
自己PRの回答を考える時も、自分の能力や特色を発揮したエピソードが必要に
なります。まずは
・そのエピソードで大丈夫?
・能力や特色を発揮した具体的な自分の行動が伝えられてる?
・行動の結果や成果を客観的に伝えられてる?(数値化に拘る必要はありません)
・このエピソードで発揮できたと思う能力や姿勢を伝えられてる?
・これからの仕事へどのように応用していくか?活かし方を伝えてる?
といったことを深掘りしてみてください。
志望動機なら
・企業のどこに興味・関心をもったか?
・企業が行っている事業で何をしたいのか?何を実現したいのか?
・なぜ自分なのか?
・”自分が考える”企業独自の強み(同業他社との違いも)や社会における価値
について、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。
その2 「この企業知ってる!」を増やしておく
下記の図は、最初に「知る企業」「研究する企業」を増やすことによって内定が
出やすくなる、という理論です。
広く企業を知ることによって、自分の中で企業同士の「比較」ができるので
より志望動機が明確になるし、いくつかの企業に落ちたとしても、知る企業が多ければ
すぐに知る企業へエントリーし、選考を受ける体制に入ることができる。
謂わば「時短」の就活になるのです。
その3 ES添削、面接練習は期限や本番までの余裕を持つ
ES添削や面接練習は、あなたが信用のおける社会人にお願いすることになると
思います。私はキャリアセンターで添削や面接練習をお願いするのが一番良いと
思うのですが、いずれにしても時間に余裕を持って依頼することが必要です。
できれば、ES提出、面接本番の1週間前までに依頼がベストです。
なぜなら、ES添削なら充分な添削するのに1~2日、その添削したものを自分で
理解し、自分で腑に落とし、面接でどう展開させるか?を考えるのに3~4日必要
だからです。
面接練習でも、フィードバックを受けて、質問への回答内容を変えるなら、数日の
余裕が必要ですよね。
以上、③、④の段階の人は、
・これまでの選考を振り返り、自己分析を深める
・「この企業知ってる!」を増やしておく
・ ES添削、面接練習は期限や本番までの余裕を持つ
を心掛けて行動していきましょう。
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⑤の人の注意点
さて、⑤のすでに早期選考で内々定を得ている人にとっては、とりあえず一安心では
ありますが、注意することがあります。
注意その1 就活をいつまで続けるか?考える
内々定を持ちながら、いつまで就活を続けるか?を考えておくべきです。
内々定を出した企業は、あなたに入社してほしいから、内々定を出しているので
すぐにでも就活を終了し、自社への入社を決意してほしいと思っているでしょう。
もしかしたら、色々な形で囲い込みを仕掛けてくる可能性もあります。
「いつまでに内定承諾書を出してください」と言われたり、定期的に課題が
出されたり、社員との交流(リモートでも)もあるかもしれません。
あなた自身が内々定を得た企業が本命でない場合、そういった囲い込みの行為が
煩わしく感じたりして、本命企業の選考に響く可能性もあります。
もし、他の企業の就活や学業に支障が出るような課題を出されたり
所謂「オワハラ」を受けたのなら、どんなことでも良いので
大学のキャリアセンターへ相談してください。
また、内々定を持っているあなた自身も
・就活続けるのならいつまで?どんな企業を受けていく?
については、考えておくべきです。
期限や自分の狙いの企業をしっかり定めておかないと、いつまで経ってもズブズブと
就活を続けることになり、本当に自分が入社すべき企業を決定できなくなります。
注意その2 内々定辞退を決意したらすぐに企業へ連絡
内々定が出ている企業へ入社したくなくなったり、他の本命企業から内々定が出れば
内々定を辞退することになりますよね。
もし、辞退することを決めたら、なるべき早く辞退の連絡を企業の人事担当者へ
入れてください。何も連絡しないでそのまま、は企業にも大学にも大学の後輩にも
迷惑をかけることになりますので。
以上、就活の準備状況に分けた、これからの進め方と注意点でした。
今後、就活の鍵となるのはゴールデンウィークの過ごし方です。企業も選考活動を
一時ストップするところが多いと思います。もしGWまでに就活が上手くいって
いないのなら、変えるチャンスだと思ってGW期間を行動してみてください。
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