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就活を続けるべきか?来年再チャレンジするか?

大学生の就活 出遅れ・苦戦を挽回 編
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<21卒 向け>

9月になりました。今年はコロナの影響により、選考活動が遅延している企業も多く、9月以降もまだまだ選考を続ける企業は一定数ある状況です。ただ、さすがに職種や業種が選び放題というほどではなくなってきています。

就活を続けている21卒の皆さんも「選択肢が減ってきたな」とか「「この企業に行きたい!」というドンピシャな企業は無くなった」とか「エントリーの持ち駒も減ってきた」と、自覚し始めている頃だと思います。

 

まだ内定を一つも取れていない方に加え、9月以降は大学院入試・公務員試験に落ちてしまい、方向転換で民間企業の就活を始めた、という方もおられる中

 

「やっぱり、来年再チャレンジしようかな?」

 

と思い始めている方も出てきているはず。

今日は、そんな方々に向けてのアドバイスをお伝えいたします。

企業選びの選択肢は減ってきている

コロナ禍により、企業の選考活動が遅延している状況ではありますが、職種・業種の選択肢は確実に少なくなってきています。これから先、自分の希望に「ドンピシャ」合う企業に巡り会うのは、なかなか難しくなったと言えるでしょう。

特に今まで大学院入試や公務員試験に向かって頑張ってこられた方々は「この時期になって民間企業を見始めた」という方も少なくないはず。これからどんな戦略で就活を進めていけば良いのでしょうか?

「自分が仕事を続けていけそう」な企業を探す

仕事のイラスト

これからは「自分にとって、すべてが揃っている企業だ!」に巡り会えることは、ほぼ無いでしょう。そんな中で意識したいのは・・・

 

「この企業なら、我慢せず仕事続けて行けそう」

 

という感覚です。

もちろん就業経験も無い学生が、はたして「仕事続けて行けそう」と判断できる?というご意見もあろうかと思いますが、とにかく入社後の自分を想像し、この企業で仕事を頑張っていけるか!?を思い巡らすことくらいは出来るでしょう。

ドンピシャ合わなくても、続けていける仕事内容なのか?
自分が居られる場所として、仕事の仕方、社内の雰囲気はどうか?
勤務時間は自分が耐えられるものか?
給与、福利厚生は自分が最低限納得できるものか?

 

以上がクリアできれば、たぶん仕事は続けていけるはずです。

社会に出れば、思いも寄らない仕事に巡り会えるかも?

私は就活生達に対し「とにかく早いうちに社会に出なさい!」と言っています。もちろん大学院に進んだら、大学院修了後すぐに社会に出るべき、と思っています。

それは自分の体験から言えることなのですが、自分自身は教育行政の仕事がしたくて、国立大学に勤めました。平々凡々に勤め上げてきましたが、数年後に文部科学省内の異動で宇宙科学研究所(現在のJAXA宇宙科学研究所)に異動しました。

その後、JAXAの立ち上げの仕事や、JAXAとなって以降も宇宙科学のプロジェクトを整理する仕事を行ったり、宇宙にどっぷりな仕事を経験してきたのですが、自身が就職活動のうえ就職先を国立大学に決めた際には、将来自分がこんな宇宙の仕事に携わるなんて思いも寄りませんでした。

 

「人生って思いも寄らない事が起きる!」を地で行ってたんですね。

だから皆さんも・・・

 

・新卒で入った企業の仕事が一生続くなんてことはありえない。

 

・もしかしたら、とんでもなくデカイ事業を担当することになるかも?

 

・キャリアアップの転職を続けて、ついには起業するかも!?

 

だからこそ、まずはスタートとなる”社会の入口(就職)”に立とうよ!

 

というのが、私から皆さんに伝えたいことです。卒業・修了できるならすぐに社会に出た方が良い、1年も先延ばしにするのは勿体ない、というのが私の考えです。

私自身も結局、国立大学に正職員として就職していなければ、宇宙の仕事に巡り会えなかったわけですから・・・。

それでも来年再チャレンジしたいなら・・・

それでも中には「どうしても来年再チャレンジしたいんです」って方も出てくると思います。特に大学院入試や公務員試験から方向転換したばかりで、民間企業就活のことなんて全く分からない。って方は少し時間が欲しいと思っていることでしょう。

 

来年再チャレンジを目指すのなら、以前も説明しましたが、以下のことを自分に問うてみてください。

どんな状況か把握しているか?

自分が困難を乗り越えられるか?

周囲の援助はあるか?

来年に向けての戦略はあるか?

 

以上、4点についてです。

詳細は下記「就留、既卒で再チャレンジを考えている人へ!を見ていただきたい。

見つかりません |

とにかく、再チャレンジを目指すなら例年以上にハードルは高くなることを覚悟し、すぐに決断をすべきです。それはすでに22卒の学生達がサマーインターン等で動き始めているからです。すでに22卒にも遅れを取っている可能性があることを認識のうえ決断してください。

まとめ

私の考えは、今年に関しては就留や既卒で「来年再チャレンジ」は反対です。やっぱりこの時期に学生から相談を受けても、反対はします。それは来年どうなるのか?が全く分からないからです。

ただ、いろいろな事情を抱えている方もおられると思いますので、来年再チャレンジするなら、ご両親、大学の指導教官、大学キャリアセンターの相談員、社会人の先輩、等々相談はしたほうが良いです。相談したうえで、覚悟を持って再チャレンジを決めるなら、それはそれで応援したいと思いますし、私のような者に相談があれば、真摯に対応したいと思っています(ブログ上段の「お問い合わせ」で相談内容を送ってください)。

 

良き決断を!

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