23卒が早期の本選考を受けるメリットとデメリット

大学生・大学院修士学生の就職活動
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<23卒 向け>

最近「23卒の学生もすでに本選考受け始めている」という情報が出てきています。外資系企業、ベンチャー、経団連と関係の無い企業が主なところですかね。

 

今日、焦点とするのは、早期選考を受ける際の注意点についてです。23卒の本選考が本格化するのは、来年になってから。今、本選考を受ける場合、メリット・デメリットがあるはずです。その点を中心に見ていきましょう。

 

(1)早期選考を受けるメリット

①志望度が高い企業の早期選考なら受けておくべき

23卒のあなたが、早期選考を行っている企業の中で「この企業は、どうしても受けたい!どうしても入社したい!」という明確な志望動機がある企業があれば、この時期はまだ他に選考する企業数も少ないため、受ける企業の選考に専念できる、対策する時間が持てる、という意味でメリットがあると言えるでしょう。

 

②早い内に内定を得ておく「安心感」「自信」

やはり学生にとって「内定」を得ることは、安心感や自信に繋がります。安心感や自信はその人の表情や立ち居振る舞いにも表れて、他人からも魅力的に映りますので、更なる内定獲得にも繋がりますが、なかなか内定が取れないと表情も暗くなり「自信が無く、あまり魅力的に思えない人」という印象になってしまいます。

 

「就活がとても不安だから、1日も早く内定を得たい!」と切に思っているのなら、早期選考にチャレンジしても良いと思います。ただし、下記「デメリット」の「オワハラ」や「内定ブルー」の可能性についても、認識しておいてください。

 

③本番のES、面接の本選考の厳しさが味わえる

23卒の皆さんは、インターンの選考経験はあっても、本選考の経験がある方はほとんどいないでしょう。インターンの選考と本選考とは、質問の内容も違い、シビアになりますし、求める回答の「質」もシビアになります。この時期に本選考の”シビアさ”を経験しておくのはメリットではありますね。

 

(2)早期選考のデメリット

①心が折れるデメリット

上記のとおり、早期に本選考の経験ができるメリットはありますが、単に”練習のつもり”で、企業への思い入れも無く、またESや面接の用意も万全出ないまま選考を受けると、選考通過できません。

 

企業も早期選考では、準備をしていて、自社のことを理解してくれている学生に内定を出すので「練習のつもり」がメインで準備不足の人は内定を得られません。逆にあえなく”お祈り”されることで、心折られ、今後の就活に影響を及ぼすことも考えられます。

 

②内々定後の「オワハラ」が起きる可能性

早期選考を実施し学生に内々定を出した企業は、その人材を確保するのに必死です。

 

秋・冬採用で就活「長期化」、内定辞退に悩む担当者「10月以降も採用続けなくては」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
 来春卒の大学生らに対する企業の内定式が1日、各地で開かれた。近年は秋・冬にも採用活動を行う企業が増えたことで、内定承諾後も就活を続ける学生が目立ち、内定辞退の時期がずれ込んでいる。「入社の意思表示

 

こんなニュースを見ると、なおさら「どうやったら内定を出した学生に逃げられなくできるか?」様々な策を講じてくる企業が多く出てくることも考えられます。

 

その方法の一つが「オワハラ」です。

 

「オワハラ」の事例として

・「今後一切就活をしない」といった内容の書類にサインさせる

・「内定辞退の場合は損害賠償請求をする」「大学や後輩に影響する」などの脅しをかける

・頻繁に面談の機会などを設定し他社の面接などに行く機会を妨げる

・内定を出す条件として、担当教授による推薦状を出させる(後付け推薦と言う)

 

があります。

こんな「オワハラ」を受けたら、すぐに大学のキャリアセンターに相談に行く必要がありますが、ここまで酷い「オワハラ」まではいかなくても

・定期的に学生に課題を与えて提出させる。

・リモートや対面で頻繁に社員との”繋がり”を強要される。

 

このくらいは、まず間違いなく行ってくると考えておいてください。このようなことがあると、他の企業のES・面接対策する時間も少なくなり、結果として、内定後の就活に支障が出ることになるかもしれません。

 

③早期内定で「就活を終わらせる」と思ってても・・・

仮に「この企業で自分は決める!」と思っていても、まだ入社まで1年数ヶ月もあるわけで、「本当にこの企業で良いのだろうか?」と「内定ブルー」にならないとも限りません。

特に、自分の友人達がこれから企業研究に動き出したり、実際に選考を受けている様子を見たりすると、「まだ魅力的な企業があるかも?」と考えることになるかもしれません。

 

④「サイレント内定辞退」なんて出来ない

学生の中には「他に魅力的な企業が見つかって、選考受けたら内定もらえた。先に内定出た企業へ辞退の連絡するのシンドイから、音信不通にしておけばいいや」と、「サイレント辞退」しようとする人もいますが、これは出来ないと思っておいてください。

 

学生が音信不通にしていても、必ず企業から大学に連絡が入り、大学から学生に「内定先に連絡しなさい」の指導が入ります。学生が大学からの連絡を無視しても、指導教官から学生に、指導してもらうようにしますので逃げられません。

 

 

というように、早期選考は、メリットもあればデメリットもあります。単に「もう23卒で内定出ている学生もいるみたい・・・」という情報に焦って、何も考えず早期選考を受けると、様々な問題を抱える可能性があることを理解しておいてください。

 

(3)何かあったらキャリアセンターに相談!

「オワハラに遭ったらどうする?」

「オワハラほどじゃないけど、いろんな課題が出されて学業にも支障がある」

「一度は「ここで決めた」と思ったのだけど、決心が揺らいできた」

「内定もらったけど、他の企業受けても大丈夫だろうか?」

「内定を辞退したいのだけど、企業にどう言えば良いの?」

 

といった悩みが出てくるはずです。ぜひ大学のキャリアセンターに相談しましょう。キャリアセンターに相談する理由は、これまで皆さんの先輩達からたくさんの「オワハラ」等の相談に応じてきた事例があり、どう学生にアドバイスすれば良いか?のノウハウが蓄積されているからです。

 

「学外の就活サービスの企業に相談してもノウハウあるんじゃないの?」

 

と思われるかもしれませんが、学外の就活サービス企業との絶対的な違いは、

 

キャリアセンターは「自分の大学の学生の事情、考え方を熟知している」

 

という点で違います。

 

キャリアセンター職員は、自分の大学にどんなレベルの学生がいて、その学生達がこの時期から来年の就活終わりまでどんな動き方をして、どんなことを考えているか?学部生の卒業要件、大学院生の研究や修士論文といった「その大学の学業の事情」も考慮しながら就活生を見ています。

学業の事情を考慮できるのはその大学の”学内にある組織だから”なのです。

 

 

最後になりますが、私はまだこの時期であれば、企業の選考を焦って受ける必要は無いと思っています。

早期選考を受けるのなら、自己分析や企業研究を行い、ES・面接対策をしっかり行い、もし内定が出た場合、その後の就活をどうするか?も考えて受けてもらいたいと思います。

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