今回の記事では、就活に失敗する主な原因と、今後の対処法についてお話します。
・就活に失敗する主な原因5つ
・今後の就活における改善の方法3つ
を中心に解説しますので、結果が出ないと悩んでいる方の参考になれば幸いです。
就活に失敗した主な5つの原因とは?
就活がうまくいかないときは、必ず原因があります。今後就活を成功に導くには、原因を把握し
修正しないといけません。ここでは主な原因をまとめましたので、自分に当て嵌まる原因を考えて
みましょう。
①自己分析が不十分で自分に自信が無かった
自己分析が不十分だと
・自分の強みを自分が把握できない
・自分に合う業界、企業、仕事が見つけにくい
という2つの致命的な欠点がある中で選考に臨むことになってしまいます。
自分の強みを把握できなければ、企業へアピール出来なくなりますし、自分が「この業界・企業が
合いそう」という発見や考えがなければ、自信を持って選考に参加できませんよね。
自信の無さは人の外見に出てくるので、面接官が受ける印象が悪くなり失敗の原因になります。
人から見て「表情が暗いなぁ」「オドオドしてる」「積極性が感じられない」って評価は割と
当人の自信の無さから表れていることが多いのです。
まずは自分の強み・魅力を知って、自信を持つことが必要でしょう。
②「盛る」「テクニック」を駆使して就活を乗り切ろうとしていた
これも、①に付随するもので、自己分析が足りず、自分に自信が無いため、面接での発言において
エピソードを盛ったり、誰かに言われた”怪しいテクニック”を使うのも失敗する原因になります。
エピソードを盛ったり、就活塾や就活支援垢で教えられる「これさえやれば」的なテクニックを
使ったら、なぜ失敗するのか?
それは、面接官は面接において本当のあなたを知りたいのに、エピソードを盛って偽り、テクニックを
使って誤魔化して対応すれば、面接官は本当のあなたが見えなくなって、採否を判断できなくなる。
採否の判断ができない人を採用するわけにはいかないから、落とされるわけです。
また、そもそも偽ったり誤魔化すような人は、人として信用できませんよね。どんなに才能がある学生でも
信用できないのであれば、採用を敬遠したくなるのは当たり前です。
③業界・企業を絞りすぎた、エントリー数が少なすぎた
見る業界・企業・仕事を絞りすぎたり、本命の数社だけエントリーしているというのも失敗の原因です。
業界・企業・仕事の研究の段階から絞りすぎてる人の傾向として
・大手や人気企業等難易度の高い企業ばかり受けて失敗する
・本当に自分に合う業界・企業・仕事を見過ごしている
・色々な業界・企業と比較していないから、企業研究が表面的になり志望動機が薄い
があります。大手や人気企業ばかりでは、確率的に内定を取るのは難しいですし、見る企業を限定して
いては、本当に自分に合う企業に巡り会う確率だって低くなるわけです。
たとえば、皆さんはちょっと高めの商品を買うときは、同じ機種の商品同士を比較して買いますよね?
比較するほうが、自分が望み、自分に合う商品を選択できるからです。
企業選びもこれと同じで、比較するとより自分に合う理由も明確になるから、志望動機も濃くなるのです。
④自分をアピールできていなかった
面接において、どれだけ自分がその企業でどのように貢献していけるのか、アピール出来てましたか?
「こんな自分だから、御社のこんなところに興味を持ち、志望した。」
「入社後はこういうことがしたい、目標はこう考えている。」
までを考え、アピールしないと内定は出ないと考えます。
また、面接官は多くの就活生と接しているので、「本心から思っているか」「自分で考えた内容か」は
簡単に見分けがつくものです。志望動機についても、誰か他人が発した言葉や、単に世間の評価をそのまま
当てはめた形で回答する就活生は、企業にとって魅力的には映らず、採用される可能性が低くなって
しまうでしょう。
⑤就活のスタートが遅かった
就活というのは多くの学生が一斉に行うものですから、スタートの遅れというのは致命的になります。
就活は、自己分析や業界・企業研究、筆記試験対策、ES・面接対策等必要な作業があるわけで
当然ですが、早く始めた学生も、遅く始めた学生も就活を満足に終えるまでは一定の期間を必要と
するのは同じです。
であれば、遅く始めたが就活を満足に終えるのは、遅い時期になってしまう、というのも当然ですし
就活のスタートが遅くなればなるほど、受けられる企業は減っていき、自分の希望する企業の採用が
終わっていて、更に長引いてしまうことも考えられます。
これからの就活で内定取るために必要なこと
まず、これまでの失敗の原因は何だったのか?は把握できたでしょうか?
なぜ失敗していたのか?原因を把握し改善することで、就活を良い流れにすることができます。
では、皆さんがこれからの就活をどう戦えばよいのか?を見ていきましょう。
①自分の強みを見つけて、自信を持つ
どんなことでもよいので、自分の強みを一つずつ見つけていくのです。
自分の強み・魅力を知るには、自分がどんな学生生活を送ってきたのか、振り返ることが必要です。
そして、行ってきたことを客観的に見て、どんな強みがあったから成し遂げられたのか?を把握する
ことが必要です。
自分だけで自己分析を深める自信がなければ、家族や友人にも自分の強み・魅力について聞いて
みましょう。家族・友人以外なら大学キャリアセンターに相談しましょう。
キャリアセンターへの相談の際は、自分の大学生活をすべて明かすくらいの意識で、情報を提示して、
アドバイスをもらってください。
意外と自分では「こんなこと皆やってることで普通のことだと思ってた」ってことが他人から見たら
「それ、いいじゃない!」ってこともあるのです。
自分の強みを把握できたら、自分に就活の武器が出来たと思って、自信を持ってください。
「強みを把握できた自分は、今までと違うのだ」と自分で自分を鼓舞するのです。
自信を持つと、外見が違ってくるので、面接官から見たあなたが少しずつ魅力的に変わってくるのです。
②「やりたい」より「やれそう」な企業・仕事を探す
たぶん皆さんはこれまで、「やりたい仕事」「行きたい環境の企業」をベースに企業探しをしていた
のではありませんか?今後は皆さんにとって、今まで興味が無かった業界や企業もエントリーする
候補にしなくてはいけません。とにかく自分が受ける企業の視野を拡げることが必要なのです。
企業を探す際は、これまでの「やりたい」「行きたい」とともに
「この企業の仕事ならやれそう」
「この企業の社風なら付いていけそう」
も考えて企業を探してみてください。
「やりたい」よりも「やれそう」のほうが、ハードルが下がりますよね。
「やれそう」な企業が見つかったら、今度は「なぜ、やれそうなのか?」も考えてみてください。
自分の性格が仕事に合う、価値観が合う、強みを活かせる、等「なぜやれそうと思ったか?」は志望動機を
考えるときの材料になります。もし自分のハックグラウンドに関連することならば、それをどう説明するか?
も考えてみてください。
③一人の就活じゃなくサポートしてくれる人を見つける
これまでの就活を、一人で黙々と頑張ってきた人も多いと思いますが、これからの就活は誰かあなたを
サポートしてくれる人を見つけてください。
私は大学のキャリアセンターが最適だと思っています。
キャリアセンターをサポーターとして選んだら、ぜひ上記を試してみてください。
必ず突破口が開けると思いますよ。
もしエージェント会社を頼りたいならば、下記のことに気をつけてエージェントを選んでください。
まとめ
今日は、就活に失敗する5つの原因と、今後内定を得るために必要なことを中心にお話しました。
今後の就活では
①自分の強みを見つけて、自信を持つ
②「やりたい」より「やれそう」な企業・仕事を探す
③一人の就活じゃなく、サポートしてくれる人を見つける
の3つは内定獲得のために必ず必要になってきます。まだまだこの先も採用募集する企業はたくさん
あります。ぜひ行動を止めてしまわずに、サポーターを見つけて頑張って行動していきましょう。
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