7月2日(日)は第23回の国家資格キャリアコンサルタント試験です。
今回の記事は、7月2日(日)の学科・実技論述試験本番において、意外と失敗する可能性のある
3つのことについて書いていきます。
実は、私は1回目に受けた学科試験を1問差で落とした経験があるのですが、そのとき失敗した
「あること」についても触れますので、ぜひ皆さんは私のように失敗ならないように、今のうちに
本番への心構えをしておきましょう。
学科試験の本番で失敗しがちなこと
まずは学科試験で失敗して失点しやすいことを挙げてみます。
①「適切なもの」と「不適切なもの」を選び間違えて失敗
学科試験で1番ありそうな失敗は、設問にある
「適切なもの」はどれか? と 「不適切なもの」はどれか? を間違えてしまうことです
たとえば、不適切な選択肢を選ばなきゃいけないのに、適切な選択肢を選んで失点する。というパターン。
逆の場合も結構ありますよね。それを本番でやっちゃうと手痛い失点に繋がることになります。
試験本番のちょっとした緊張感だったり、学科試験の難易度が高いと感じると、それがプレッシャーに
なって問題内容が頭に入らないまま選択肢を選んで誤答するパターンもあるのです。
せっかくその設問に関する知識があるのに、読み間違いで失点するのは勿体ないですよね。
実際私も、過去問解いていた頃、間違えて選んで失点したことがあったので、本番では下記のとおり
必ず問題用紙の「適切なもの」「不適切なもの」に線引きをして自分で選ぶべき選択肢は何か?を
言い聞かせるようにしていました。
②全問解答後の見直しで失敗
学科試験は、解答時間に余裕があるので、全問解き終わった後の余った時間で、自分の解答をもう一度
チェックしますよね。
その際、最初に解答した中で、正答の自信のない問題を見直すと「これ、どっちだったかなぁ~?」と
気になっちゃうことってありませんか?
そういうときって、割と見直す前に選んだ選択肢が正解で、見直して迷って解答を変えて不正解って
パターンは、キャリコン試験だけでなく、試験あるあるだと思っています。
私も最初に受けた学科試験の際、解答後見直しで気になる問題を発見し、解答を修正しちゃったのです。
そしたら見事に不正解!
結果、68点で学科不合格
見直して、解答を修正してなかったら一発で合格してたのに・・・という経験があります。
見直しのときは、自分が明らかに解答の間違いに気づけたとき以外は、解答を修正しない、最初の自分の
解答を信じる、に徹した方が良い結果に繋がると私は考えています。
ちなみに、私は1回目の試験で学科不合格・実技合格でした。その後学科の勉強を集中的に行って2回目の
学科試験では、ある程度余裕を持って合格することができました。
実技論述試験の本番で失敗しがちなこと
実技論述試験は、解答時間内にすべての解答を書き終えるのが大変で、時間的余裕が無い試験です。
なるべく素早く事例を読んで、解答を書き上げても解答時間ギリギリで見直す暇もなかった。って人は
多いのではないでしょうか。
そんな実技論述試験にありがちな失敗例を挙げてみましょう。
設問を順番に解いていて結局時間が無くなる失敗
実技論述試験の問題数は、キャリアコンサルティング協議会もキャリア開発協会も4問で同じです。
その4問を、正直に問い1から順番に解答して、難しい問題に詰まって時間がかかり、最後まで解答
できない、という失敗もあり得ると思います。
たとえばキャリア開発協会の問い1
「事例ⅠとⅡの違いを下記5つの語句(指定語句)を使用して解答欄に記述せよ」の問題なんて、
解答するのに時間がかかりますよね。
ならば、その前に問い2の
「事例Ⅰの CCtと事例Ⅱの CCtのキャリアコンサルタントの応答の「相応しい」「相応しくない」の
いずれかに○をつけ、その理由も解答欄に記述せよ。」
の問題から手を付ける。
割と手を付けやすい問題から解答していくことで、事例文も読み進められ、問い1のような難しい問題も
解きやすくなり、結果的に時短になるのです。
設問の傾向は過去問から推測できるので、ご自身で4問中どの問題から手を付けると、事例の理解が進み
設問の解答が進みやすいのか?を考えておくとよいかと思います。
以上、些細なことですが、意外と試験本番で失敗しがちなことについて、3点をご紹介しました。
しっかり対策をしているつもりでも、試験の緊張感から忘れてしまいがちになります。
ぜひ、試験当日思いだしていただき、無駄な失点を防いでください。
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