キャリコン試験(実技面接)に合格するには!

資格試験の勉強方法
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第15回の国家資格キャリアコンサルタント試験が約1ヶ月後に迫ってきました。受験予定の皆さんは、対策のラストスパートに忙しい頃と思います。

これまで当ブログにて、私なりに実践した試験対策についてお話してきましたが、今回は最後の「実技面接試験」についてであります。ただ、これまでお話してきた学科試験や実技論述試験と違って、実技面接試験は受験者一人一人のスキルや精神状態によって結果が左右されてしまうものと考えています。

なので、今日の実技面接試験については、特に私自身が受験に際して気をつけていた点を中心にお話することにいたします。よって受け取られる皆さんは、まずは参考程度にお読みいただき、共感されるようでしたら当日までの対策としてご活用いただければと思います。

 

では、本題に移ります。ちなみに私はJCDAで受験しましたので、JCDAの実技面接試験をベースとしてお考えください。

まずは控え室の雰囲気を楽しむ

JCDAの試験でも協議会の試験でも同じだと思いますが、受験者はまず控え室に集まります。その時点で緊張される方もおられると思いますが、私は緊張をほぐす意味で「こういう実技試験って、どんな要領で実施されるのだろう?」という興味に転換していろいろ周りを観察していました。どんな形でグループ分けされて、どんな形で試験室まで連れて行かれるのだろう?という運営方法を見ているのが割と楽しかったのです。

また、受験者も様々で、年齢は若い方から私よりもだいぶ上の方まで、服装も私のように上下スーツの方、ブレザーに下は思い思いの格好の方、もっとカジュアルな格好の方もいます。そんな”人物観察”をしていると、意外と緊張感が無くなっていったもんです。

グループに分かれて試験室へ、そして入室

控え室から番号毎にグループに分かれて試験室に移動、試験室前の椅子に並んで着席します。自分の番号を呼ばれたら試験室に入室して試験開始です。私の場合、学生の就職支援をずっとしていますので、ロールプレイを始めるまでは学生の採用面接試験のノウハウを参考にして行動していました。

入室後、試験官からロールプレイの注意事項のお話が終わって、いよいよ開始です。

焦りは禁物!

ロールプレイの練習をされている方なら、カウンセラーが焦ってしまうことは「百害あって一利なし」ということを自覚されていると思いますが、それでも緊張も手伝って焦りが出てしまう人もいるでしょう。私は焦らないように下記の点を心がけていました。

(1)早口にならない

早口は、焦っているときに一番なりやすい現象ですね。どうしても先を急いでしまう。でもこんなときのカウンセラーは「自己一致」できていませんし「共感的理解」も不十分でしょう。私は、クライエント役の話のスピードよりもちょっとゆっくりになるように努めました。

(2)クライエントの話の終わりに一瞬間を置く

これは私が通っていた心理カウンセラー養成学校の講師からアドバイスされていたのですが、クライエントのお話が終わって即座にカウンセラーが要約を始めたりすると、それが焦りに繋がり、クライエントにも「しっかり聞いて貰っていないのではないか?」という心が芽生えてしまいます。そこで、クライエントの話が終わったら1~2秒頷きながら共感をし、それから要約に入る方法を採りました。

(3)ロールプレイの時間内に決着をつけようとするな

実技面接試験の15分間の間に設定されたクライエントの悩みが解決することなんてできません。無理に進めようとすると一方的になってしまってカウンセリングにならなくなってしまいます。私は、時間内の決着は考えず、でもクライエントに何か気づいてもらうことを重視していました。クライエントが何かに気づくことで展開が生まれます。実技面接試験のロールプレイの目的は、悩みの決着ではなく、スムーズな展開なのです。

その他注意したこと

(1)声は試験官にしっかり届くくらいに大きく

声の大きさにも注意が必要です。試験官は少し離れた位置にいますし、今回からはコロナ禍でのロールプレイですので、クライエント役の方との距離も今までより離れているかもしれません。日頃から少し声が小さいと指摘されている方は注意ですね。

(2)自分の態度に注意

クライエント役の方が話しやすい雰囲気を作れていることが必要です。カウンセラーとして表情や態度は注意です。また話の展開も一方的にならないように。

(3)オープンクエスチョンをしっかり使う

しっかりとオープンクエスチョンを使っていくと、カウンセリングが少しずつ展開していきます。私もクライエント役の方へのオープンクエスチョンで少しずつ最初の悩みから展開していきました。

「ど」から始まるクエスチョンを考えてみてください。

(例)「どんなふうに~?」「どのように~?」「どれくらい~?」「どの辺りが~?」

口頭試問について

15分間のロールプレイの後に、試験官による口頭試問があります。これにしっかり答えられないと合格はできないでしょう。ここではJCDAの試験における口頭試問についてお話します。

(1)この15分間で出来たこと、出来なかったことは?

まずは自分自身を客観視して、出来たことと出来なかったことを整理して答えます。必ず出来たことから話します(自分でわざわざマイナス面を強調することはない)。

出来なかったことについては「今後こういうようにしていきたいと考えています」と自己成長に繋げるように答えました(プラスの印象を持たれます)。また、出来たこと、出来なかったことについては「~でした」「~になってしまいました」断定的な言い方をせずに「~のように感じています」という言い方にしていました。

(2)相談者が感じている問題は何だと思うか?

これが「主訴」になります。相談者が何を訴えているのか?どんなことを相談しに来ているのか?を答えます。ここで下の(3)見立てと間違えないように答えないといけません。

(3)キャリアコンサルタントが感じている相談者の問題点は何か?

こちらが「見立て」になります。キャリアコンサルタントとして、この相談者が持つ問題点は何か?を答える必要があります。(2)の「主訴」と、この(3)の「見立て」をしっかり整理して答えてください。

(4)この後、どのように面談の続きを展開しようと思いますか?

こちらは、今後クライエントとの面談をどう展開させていくか?を答えなくてはいけません。できるだけ具体的に答えることが必要と思いました。

(例)「今後~のような質問をしようと思っていました」「今後、こんな技法を使ってこんなふうにサポートしようと思いました」「アセスメントツールや情報提供を使ってサポートしていきたい」等々

(5)この資格はどのように活かしますか?

ここでは、本当の意味で自分の強い気持ちを伝えていくことが必要です。学生の就活における企業の志望理由と同じですね。なぜそう考えたのか?の理由も含めて答えることが必要でしょう。

私はキャリコン試験を受けた頃企業向けEAPの仕事を本気で考えていたので、その理由を含めてしっかり答えました。

最後に

試験まであと1ヶ月ちょっととなりましたが、この1ヶ月で学科から実技面接の対策まで、ブラッシュアップできることはたくさんあります。まだまだ大丈夫です。私が受験した頃には発刊されていませんでしたが、今はこんな本も出ているようです。

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あまり情報過多になって混乱するのもいけませんが、独学で資格取得を目指している方は情報収集の意味も含めて利用されてもよいかと思います。

 

ということで、皆様に良い結果が出ることを祈念して終えたいと思います。

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