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合格後に分かった!キャリコン学科試験突破の鍵

資格試験の勉強方法
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国家キャリコン試験に合格し資格取得後も、ネットでキャリコン学科試験の問題と

模範解答が公開されたら、毎回自分で解答してみるのですが、

 

試験問題を解いているうちに「あれ!こう意識すれば学科試験はもう少し楽に

考えられるかも!?」が見つかったので、今日はそのお話をしたいと思います。

 

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1)結論「試験範囲のどの分野で点数稼ぐか」

 

キャリコンの学科試験は、100点(50問)満点中70点(35問)以上の

正答でクリアできます。

 

さて、資格取得後も学科試験を解答し続けた結論として

 

学科試験の70点(35問)を死守する鍵は、出題範囲の中の

「どの分野でどれだけ稼ぐか!?」

 

を把握することが近道だと考えるようになりました。

 

特に、試験が近づき時間的余裕が無くなくなる頃から、試験当日問題冊子を

開き解答していくうえでの意識としては、上記の考え方に変わったほうが

上手くいくと考えています。

 

では、確実に稼げる分野「得意分野」を把握するにはどうしたら良いか?

 

 

2)最初は一通り全範囲を軽く勉強しておく

キャリコン学科試験の出題範囲は

キャリアコンサルタント試験の出題範囲【2020(令和2)年度試験から適用】

を確認してください。

 

キャリコン試験の勉強を始める際は、出題範囲の内容を知るために、まず一通りの

勉強は必要です。もちろん、何が自分の得意分野になりそうなのか?を把握する

ためにも・・・。

 

ちなみに私の一通りの勉強の進め方ですが、養成講座の勉強の復習を一回り、

その後『キャリアコンサルティング理論と実際』を2度読むことから始めました。

キャリアコンサルティング 理論と実際 5訂版
キャリアコンサルティング、キャリア・カウンセリングを学ぶ多くの人にロングセラーとして読まれてきた『キャリアコンサルティング 理論と実際』の5訂版。 広範にわたるその諸理論を紹介・解説した第1部と、実践に即した具体的方法について包括的に詳説し...

 

ただし2回読破したら、すぐに過去問にチャレンジ!します。

 

知識に穴があってもよいので、サラッと一通り勉強したら早めに一度過去問に

取り組んだ方が、ガチガチに勉強⇒過去問、よりも自分が勉強すべきポイントが

早く把握できるのでは?と考えたのです。

 

過去問チャレンジが終わったら足りない知識の「肉付け」です。

正答できなかった項目はもちろん、すべての問題の選択肢を見て自分が勉強して

いない、理解していない資料・法律・理論をすべて抜き出し、重点的に勉強する。

という方法で進めました。

 

 

3)自分の得意、不得意を把握せよ

過去問チャレンジしていくと、段々自分の得意・不得意分野が見えてきます。

ただし、何回も同じ過去問を解き続けていくと、次第に設問自体を覚えてしまい

自分の純粋な知識での正答ではなくなり、得意・不得意の傾向も見えづらくなる

ので、たまに、市販の問題集を解いて、明確な得意・不得意分野の傾向を探ると

良いでしょう。

 

ちなみに私の得意項目・不得意項目は・・・

 

得 意

・キャリアコンサルティングを行うために必要な技能(全般)

・キャリアコンサルタントの倫理と行動(全般)

・カウンセリングに関する理論

・職業能力開発(リカレント教育を含む)の知識

・学校教育制度及びキャリア教育の知識

・メンタルヘルスの知識

・個人の多様な特性の知識

 

得意・不得意の境目(問題の出し方に左右される)

・キャリアに関する理論

・労働政策及び労働関係法令並びに社会保障制度の知識

・中高年齢期を展望するライフステージ及び発達課題の知識

・人生の転機の知識

 

どちらかと言うと不得意

・社会及び経済の動向並びにキャリア形成支援の必要性の理解

・企業におけるキャリア形成支援の知識

 

不得意

・労働市場の知識

 

 

では、得意・不得意の分野をどうするか?

 

 

4)自分の得意・不得意をカテゴリー分けする

勉強が好調な人のイラスト(女性)

試験まで勉強の時間に余裕があるまで頃までは、自分の不得意分野の穴を埋める

努力をするのは当たり前ですが、試験が近づき、穴を埋める勉強の時間も無くなって

くれば・・・

 

とにかく試験当日、学科試験クリアの70点(35問)をまずは死守したい!!

 

という意識が強くなり、段々焦ってきます。

 

ならば事前に、自分の得意・不得意分野を

こんなカテゴリー分けしておき、カテゴリー毎の設問で意識を

変えて解答していったほうが、もっと楽になるのでは?

 

カテゴリー分け

まずは、試験に出る各分野を自分の得意・不得意に合わせ4つのカテゴリーに

分けます。

A 確実に正答すべき分野(問題) ⇒ ⇒ ⇒ 得意分野
B なるべく正答したい分野(問題) ⇒ 得意・不得意の境目
C 理解が進まない、覚える範囲が広すぎる分野(問題)⇒不得意
D 勉強してない、知らない、初めて出る ⇒ 諦め(捨て問題)

 

 

試験の際のA~D分野の考え方

・Aの分野で点数を稼ぎたい(理想はA分野で35問をクリア)

私の場合は、資格取得後に試験問題にチャレンジすると必ず問30~50の得意

分野で点数を稼いでいるのが分かりました。当然ですが、こういう点数を稼げる

分野の問題では落とさない。なるべく稼ぐ。が必要です。

 

・B分野の正答を増やす(最低でもA・B合計で35問クリア)

勉強していて、完全に得点できる自信のある分野でもないが、まったく分からない

分野でもない。また、問題の出し方によって正答できたり、できなかったりする

微妙な知識の分野がこのBの分野です。

 

まだ、C分野のように「この分野は苦手、出題されたら間違える可能性大」

とは違うので、試験の際は、選択肢からヒントを見つけたり、消去法も使ったり

することで、正答に結びつけることができます。

このB分野でも、できるだけ点数を稼ぎたい。

試験での目標は、A・B項目だけで35問をクリアすること。

 

・C分野の問題は粘ってみる

理解が進まなかった分野や、勉強が追いつかなかった分野、たとえば読んでいた

政府発表資料でも、数字がうろ覚えだったり、勉強し記憶している箇所が出題

された問題の箇所とは違う部分だったり「残念!」なことも起こります。

 

試験の際はできる限り、選択肢の消去法や自分の仕事生活に関連付けたり、

日頃のニュースで話題になっていることから正答を導き出せないか?を考えて

みたりして、正答する努力をしてみましょう。

このC項目の問題は、正答に辿り着けたらラッキーと考えておくことです。

 

・D項目は「捨て問題」として諦める

試験では初めて耳にする理論家とか、初めて出る政府関係資料からの問題とか、

「こんなの受験生みんな分かるわけないじゃん」的な問題が数題出てきます。

もうこういう問題は捨て問題として、常識に照らしてみたり、選択肢の消去法等

で考えるのも難しければ「えいや!」で解答し、他の問題に時間を掛ける方が

無難です。

 

 

4)まとめ

どんなに学科試験のための勉強を頑張っていたとしても、得意・不得意の分野は

出てくるものです。ならば事前に自身で得意・不得意を把握し、試験に向かう際に

「この分野の問題なら、こう対処しよう」を意識し、70点(35問)を死守する。

 

満点(50問)を取ろうとする意識よりも、

 

・上記Aの分野は確実に正答を。

・Bの分野はできるだけ正答を。

・A・B分野で70点(35問)を死守する意識を持つ。

 

という戦略を立てた方が、結果として合格点に達することになる。

資格取得後も学科試験を解答してきた私自身が実感した学科試験をクリアする

方法です。皆さんのご参考になれば幸いです。

 

 

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