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25卒で「就活出遅れた!」と思っている方へ こうやれば企業研究は進みます。

大学生の就活 出遅れ・苦戦を挽回 編
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<25卒 向け>

25卒の方は、サマーインターンシップに参加された方も、参加できなかった方もおられるでしょう。

「満足に参加できなかった」とか「夏休み中は、就活動けなかった」「まだ何もしていない」って方も

多く、就活が進んでいる人達と比較して「ヤバイ!出遅れてる、どうしよう?」と焦り始めている頃かも。

 

今回の記事では、サマーインターンシップに参加できなかったような出遅れた方でも、企業を見つけ

研究していく方法を伝授します。ぜひ参考にしてください。

 

 

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夏に動けた人も、動けなかった人も、これから行うべき企業研究方法

これからどう企業研究すべきか?を見ていきましょう。

 

(1)企業の説明会に出席し企業を「知る」機会を増やす

サマーインターンシップに参加出来なかったり、参加した企業の数を稼げなかったり、ということは

あったのではありませんか?今の就活はサマーインターンシップが人気で、参加できる学生も限られて

いるので、企業情報が不足し、企業を見る視野が狭いままになっている方も多いと思います。

 

この状況を打破するには、多くの企業の情報(職種・働き方)を知り 企業同士を比較し自分に合う企業

を見つけることが必要です。世の中にどんな働く手段があって、自分はどんな働き方が合うのか?を

探索するには、実際に企業の話を聞くことが一番です。

下記に挙げる仕事の説明会や企業の説明会で企業をどんどん知っていってください。

 

①大学主催の企業セミナーに参加する

この時期になると大学のキャリアセンターは、自大学の学生に向けて、様々な企業を招聘し説明会

(セミナー)を開催します。ちょっと調べただけでも下記のように

・シゴト研究会

・業界・企業発見セミナー

・学内企業研究会

・最新の業界・採用動向セミナー

等、大学によって名称は違いますが、10月から企画されているのです。日程は自身の大学キャリア

センターに問い合わせてください。

 

リモートでの開催や、大学の講堂等で対面での開催もあると思いますが、基本的には仕事に関する説明や

所属する業界についての説明を行います。参加される企業さんはまだ、皆さんの企業理解の深度を

見てるわけではないので「この企業のこと何も知らないから」と尻込みする必要はありません。

「初めて聞く企業だけど、どんな仕事があるのか?聞いてみよう」くらいのノリで構わないので、

時間が許す限り参加してみてください。

 

※大学主催の企業セミナーへ参加するコツ

・大学で学んでいる分野と違っていても(理系・文系、専門違いとか)時間が許す限り出席してみる。

(自分の専門以外にも働く道があるので、意外な発見ができるかも?)

・個別の質問コーナー等で人事担当や社員と接する機会があったら、積極的に参加する。

(人事担当者に顔と名前を覚えてもらえるチャンス、またOB・OGを紹介してくれるかも?)

・質問は初歩的な内容でも今の時期なら構いません。自分が聞きたいことを聞いてみましょう。

(今の時期であれば、パーフェクトな質問なんて必要ありません。初歩的でも問題無し)

 

②秋・冬のインターンシップに参加する

これからの季節においても、インターンシップに参加できます。サマーインターンシップと同様、

大学キャリアセンターにも募集要項は届いてますし、就活ナビにも情報は掲載されています。

 

※秋・冬のインターンシップへ参加するコツ

・サマーインターンシップに参加できなかった企業に応募する

(秋・冬のインターンシップでは、サマーインターンシップ参加者以外の学生を見たい、と考える企業も

多いから、狙い目)

 

③就活情報サイト等で企業紹介動画を見まくる

就活情報サイトにも、企業の紹介動画がたくさんUPされています。学内のセミナー参加やインターンシップ

への参加が、自分にとってハードル高いと感じるなら、就活情報サイトに掲載されている動画を自分の

企業研究の出発点としても良いと思います。

 

自分の気になるキーワードで企業検索できるので、検索して動画や説明文を見て、企業をどんどん知って

いってください。

 

(2)企業比較表で横並びに企業を比較!

企業の説明会で一社の企業の説明を聞いていても、なかなかピンとこないことがあります。

そこで、企業を比較することで「同じ事項なのに、この企業はこう言ってたけど、この企業は違うこと

言ってたな」と比較しながら話を聞くことで、話の内容が頭に入ってきます。

 

「比較しながら企業研究・・・どうすれば?」って方、ぜひ比較表を用意して企業の説明を聞き比べて

ください。

 

下記に、比較表の例を挙げておきます。リモートでも対面でも、比較表を用意して企業説明されたこと

自分が感じたこと、をまとめていくと自分本位の企業研究が出来、面接の時点でより深い志望理由を

作るための基礎資料になってくれます。

 

セミナー参加企業比較表の例

 

<作り方>

1.横軸・・・自分が就職する上で大事にする比較条件(事項)を書く。

ここでは「企業の事業内容」「自分が就けそうな仕事の内容」「企業理念」「社風・従業員の雰囲気」

「教育・研修制度」を挙げてみました。

 

他にも例えば「企業の将来性」「給与・待遇」「休日・休暇の多さ」「福利厚生」「勤務地」

「ジョブローテーション」等、あなたが企業選びを行うときに自分が大事にしたい条件があったら、

その項目を自分で追加してみてください。

 

2.縦軸・・・企業名

ここでは業界横断で作りました。慣れてきたら職種横断での比較、業界内での比較等もしてみてください。

 

3.各企業の下の欄には、それぞれセミナーや説明会で、企業から説明された内容や、自分が受けた印象を書く

大事にする比較条件(事項)に関連した説明については<企業からの言葉>欄に書いていきます。

また<自分が持つ印象>欄には、説明の内容、説明者の雰囲気、プレゼンの作り方、等から少しずつ

「この企業ってこんな感じ?」と、自分なりの印象が生まれてくるので、印象を書いてみてください。

 

4.自分が考える、その企業の総合評価を下段に書く

<企業からの言葉>欄、<自分が持つ印象>欄こを書いたら、自分が考える総合的な評価を書いて

ください。それはあくまで世間の評価ではなく、純粋に自分が説明を聞いた上で考える評価を書くのです。

世間の評価と食い違っていても構いません。

 

5.評価して気になる企業があったら、より深めていく

自分が大事にする比較条件(事項)を基にして企業の説明を聞いていると、徐々に「この企業ちょっといい

かも?」と興味が湧いてきます。そうなったらぜひ深く調べてください。

大学のキャリアセンターでその企業のOB・OGを紹介してもらい、OB・OG訪問を行い、働き方や

社風等深い部分のお話を聞くのも有効です。

 

参加企業比較表を作りながら企業研究すると分かること

この比較表を作って企業の説明を聞きながらまとめていくと、下記のメリットが生まれます。

 

1.自分が就職するうえで、大事にしている条件(事項)が明確になる

2.自分の条件に見合う企業が複数見つかる

3.合いそうな企業の「傾向(業界・職種)」が見つかり、更に新しい企業を見つけやすくなる

4.大事にする条件を基に企業研究を行い、志望するので志望動機が明確になる

5.「自分が就けそうな仕事の内容」を調べることで、自分が企業で「できること」の内容も明確になる

 

(3)企業比較を点数化してみる

企業の説明をまとめた比較表を作成し、内容の比較ができたら、今度は点数化した比較表も作ってみます。

 

点数化した企業比較表の例

 

<作り方>

1.横軸・縦軸は前項の「セミナー参加企業比較表」と同じ

横軸は先ほど企業比較表と同じ「自分が大事にする条件(事項)」。縦軸は同じ企業名を入れます。

 

2.各企業の「基礎点」欄に10点満点で点数を記入する

「基礎点」とは、「自分が大事にする条件(事項)」毎に各企業を10点満点で点数化したものです。

企業毎に「セミナー参加企業比較表」を基に企業研究を行ったうえで点数化してください。

 

3.横軸の各条件(事項)に自分の優先順で倍率を記入する

「自分が大事にする条件(事項)」に自分なりの優劣をつけます。「この事項はかなり重要、こちらは

それほどでも無いかな?」と優先順位を考え、それぞれの事項に倍率(× )を記入していきます。

 

ここでは、2倍~5倍までの倍率を入れていますが、それほど優劣に差が無ければ全体の倍率を低く設定

しても構いません。

 

4.3で設定した倍率を基礎点に乗じ、評価点欄に記入する

「評価点」は、基礎点を前項の倍率で乗じて出た点数です。企業毎に評価点欄に記入していきます

(ここでは赤字で点数を記入しています)。

 

点数化した企業比較表から分かること

 

・基礎点と評価点の結果が同じとは限らない

上記の表で説明しますと、基礎点のトップは「A商事」と「D不動産」の112点ですが、評価点のトップは

「B食品」の396点となり逆転します。「A商事」は3位に落ちました。

 

・優先順位が高い条件を持っている企業が分かる

「B食品」は、私が倍率を高く設定した「自分が就く仕事内容」「社風・従業員の雰囲気」で高得点を

あげているので、評価点合計で高得点になりました。

倍率が高いのは、自分にとっての優先度が高いということです。「自分が就く仕事内容」「社風・従業員

の雰囲気」の条件で自分の評価が高かったのが「B食品」であった。ということが分かります。

 

・評価点の合計点数が高くても、低い点の項目をどう考えるか?

逆に「B食品」は「休日・休暇の多さ」で点数が低い結果になっています。「いやあ~やっぱり休日・休暇

はある程度ないとやだなぁ~」と考えたら合計点数が高い「B食品」でも志望しなくなる可能性がありま

す。点数だけですべてを決められませんが、自分が大事に思っていることを顕在化するのにこの点数化は

適していると言えます。

 

・ポジティブな面、ネガティブな面、を顕在化させ比較できる

点数化したうえで、ただ合計点を見るだけでなく、それぞれの項目の点数を見ることで、自分が考える

企業の評価が見えてきます。そして、それぞれの企業を志望するときは、どんなことを志望理由に挙げる

のか?の戦略を立てやすくなるのです。

 

 

最後に

年内は企業を知る「数」を増やすことに注力しよう!

今は、企業を多く知る時期です。なぜか?というと、考え方としては下記のとおりです。

広く業界・企業を研究してから少しずつ受けていく企業を絞っていくことが、内定に結びつく方法だと

考えています。そして少なくとも年内はまだ知る業界・企業を広げていく時期です。

25卒の皆さんは、前項に挙げたとおり、学内セミナーや秋・冬のインターンシップへの参加等積極的に

動いてみてください。

 

自己分析と企業研究は同時進行で

よく「自己分析が終わってないから、次の行動に移れない」とか「自己分析終わってから企業研究します」

と言う学生を多く見かけますが、これは間違いです

自己分析は終わりがありませんそして企業研究だけでなく就活に関する行動を起こしていけば、

自分の思考や思いは変わるし、これまでの経験に関する考え方だって変わっていくでしょう。

 

ですから、企業研究して新たな知識が生まれたり、気づきが生まれる度に自己分析も整理し直していく

自己分析は、就活を終了させるまで、何回も行っていく、ということが必要になるのです。

 

早期選考を受けるか?は、自分が必要と思うなら

すでに早期選考に入りそうな企業もあります。

早期選考を行う企業が出てきて、友人達が早期選考に挑む姿を見ると、どうしても「自分も受けなきゃ

いけないのかも?」と思ってしまいがちですが、必ずしも早期選考の企業を受けなきゃいけない、という

わけではありません。

 

やはり、自分がその企業を受けて、内定を得たら入社する意思が少しでもある企業を受けるべきで、

「内定を得て安心したいから」とか「皆がすでに選考を受けているから」という理由で企業を受けても

内定取れませんし、内定取れないことが続くと、自分が自信を無くし、今後の就活に支障を来します。

 

その辺りを理解し、自分が本当に受けたい企業があれば早期選考へのチャレンジを考えてみてください。

 

以上、今回の記事では、就活出遅れた!と思っている方へ これからの企業研究の方法をご説明しました。

この10月~12月は、とても大事な時期です。ぜひ精力的に行動してみましょう。

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