<23卒 向け>
23卒の皆さんが、学内で受けておくべき就活イベントを3つお伝えするシリーズですが、10月22日(金)に1つ目のイベント、27日(水)2つ目のイベントについてお伝えしました。
今日は3つ目。最終回です。
筆記試験(SPI等)対策講座・模擬試験
について、受講すると良い点、受講の注意点をお伝えしていきます。
また今回は、これまでご紹介した3つのイベント以外に、番外編として2つのイベントをご紹介します。皆さんの大学の就活イベントとして開催されていたら、ぜひ受講をオススメしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
(3)筆記試験(SPI等)対策講座・模擬試験
皆さんも、企業の本選考で行われるSPI等の筆記試験(適性検査)は、気になっているところだと思います。まず学生の就活に力を入れている大学のキャリアセンターなら、SPI等の筆記試験対策講座や模擬試験を開催していますので、ぜひチェックしてください。
筆記試験対策講座・模擬試験を受講すると良い点
①今の企業の筆記試験のトレンドを知ることができる
筆記試験(適性検査)の対策講座や模擬試験の講師は、マイナビやリクナビ等の「就職情報会社」から派遣された人が担当している場合がほとんどだと思います。
こういった就職情報会社では、各企業がどんな筆記試験(適性検査)を行っているか?の情報を集約しているからです。
ですので、最近どんな筆記試験(適性検査)がどんな形で行われているか?を教えてくれますし、勉強方法も伝授してくれる講座になっていると思います。
②本番を模した試験を体験できる
筆記試験(適性検査)は慣れが必要です。能力検査で時間内に問題を解くことに慣れておけば、実力をしっかり出せますし、性格検査でも、慣れておけば自分の日ごろの行動や考え方を素直に回答でき、企業に正当に判断してもらえるようになります。
筆記試験対策講座・模擬試験、受講の注意点
①「受けて終わり」にしてはいけない
上記「良い点」に書いたとおり、筆記試験(適性検査)は慣れが必要。となれば、講座や模擬試験を受けたなら、それで対策を終わりにせず、自分の弱い部分を参考書等で反復練習しておくことをオススメします。
②特に「テストセンター」等は事前に体験すべし
テストセンターやWebでの受検については、できれば模擬試験を受けて、慣れておく必要があるでしょう。ペーパーでの試験とは違う問題の出し方があり、時間配分が独特です。
志望企業を想定したら、その企業がどんな筆記試験(適性検査)を過去に実施していたか?情報を得ておき、その形式での模擬試験を受けておくことをオススメします。
番外編① 就活の「総合ガイダンス」
ここから、番外編に入ります。
皆さんは、就活の「総合ガイダンス」に出席しましたか?各大学とも夏休み後の新学期始めにリモートで開催されていると思います。
もしあなたが、
「就活って何から始めれば良いのか?わからない」
「いつ冬のインターンの募集があるのか?わからない」
「早期選考している企業ってどんな企業?」
「来年の主だった企業の本選考はどんなスケジュールになりそう?」
と不明な点があるなら、まず受けておくべきは就活の「総合ガイダンス」です。
就活の総合ガイダンスを受講すると良い点
①就活で何をどう始めていけば良いか?がわかる
意外と今まで、誰かの見よう見まねだったり、ネットに出ている情報を頼りに就活している人も多いのでは?でも間違ったやり方のままでずーっと進んでいったら、気がついたときには手遅れ、ということにもなりかねません。
ガイダンスを受けると、まず就活の基礎の部分からどう進めていけば良いかがわかりますし、その後自己分析や企業研究もどう考えれば良いか?が理解できます。
②就活のスケジュールがわかる
就活のスケジュールって、とても大事です。
いつ冬のインターンが始まり、自分の志望企業がいつ本選考を行いそうなのか?、大手企業も狙っているのなら選考のピークはいつになりそうなのか?等、就活のスケジュールを事前に知ることができれば、逆算して対策を実施できるので有効です。
ガイダンスでは、必ず来年までの1年間のスケジュールについての説明がありますから、大まかに自分の(自己分析、企業研究、ES・面接対策、筆記試験対策)をいつまでに仕上げておく?の逆算スケジュールが立てられるわけです。
番外編② OB・OG参加型イベント
最後に「OB・OG参加型イベント」についてご紹介します。
OB・OG参加型イベントは、大学によって内容が違いますが次の3つの点が期待できますので、ぜひ積極的に参加してみてください。
OB・OG参加型イベントに参加すると良い点
①OB・OGとの繋がりから、その企業への繋がりが持てる
OB・OGも、ただのボランティアではなく、所属する企業から使命を受け、母校のイベントに参加し、自社に合いそうな学生が居れば、人事に紹介する役割を担っている人もいます。
OB・OGが所属する企業に志望する場合は、ぜひイベントに参加しアピールしてみましょう。
②後々になって志望企業に変わる可能性もある
OB・OGが所属する企業に対し、今は志望度が高くなくても、企業研究が進むと志望度が高くなる場合もあります。そのときになって「あのイベントに参加しておけば良かった・・・」となっても後の祭りです。
「自分が就ける職種がその企業には無い」なら別ですが、入社する可能性がある企業なら、繋がるチャンスとして、OB・OG参加型イベントを活用しましょう。
③社会人との会話に慣れておける
インターンでも、本選考でも、面接時には社会人と会話をするわけです。特に違う世代の人との会話に不慣れな人が、いきなり面接で自分の思いを正確に話せるとは思えません。今のうちに社会人と話しする経験は、きっとこれから採用面接で役立つと思います。
特にOB・OGであれば、まだ学生に近い世代ですし、OB・OGからすれば母校の後輩相手なのですから、好意的に接してくれるはずですし、会話の中で気になる点があれば注意してくれるはずです。
コロナは収束に向かいつつありますが、まだ容易にOB・OG訪問できている状況ではないと思います。ぜひ大学がOB・OGとの接点を持てるイベントを開催してくれるのなら、ぜひ参加してみてください。
終わりに
全3回にわたって「23卒が今、受けておくべき学内就活イベント」について解説しました。今ままだ、ほとんどのイベントがリモートでの開催になっていると思いますし、11月になった今の時点ですでに実施済みのイベントもあるはずです。
実施済みのイベントについては、ぜひキャリアセンターに「閲覧できるか?」問い合わせしてみてください。意外とあなたの知りたかった情報は学内にあるのかもしれませんよ。
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