こんにちは。”凡人の”トリスタン(ますだ)です。
前回の”勉強法⑤(法令の勉強)”では、キャリアコンサルタント試験で出題される法令についてのお話をしました。本来であればこの後は「能力開発基本調査」や「労働経済の分析」等、政府が発表する調査関連についての勉強法に移りたいのですが、この話だけを追っかけるとかなり長くなりそうなので・・・。
私が1度目の試験で学科が不合格になったお話を以前の投稿でさせていただきましたが、点数が足らなかった要因をまずお話したほうが話は早そうなので、そちらからいきますね。
1度目の試験チャレンジにおいて、自分自身では「結構準備できた!」と思っていました。さすがに最初に過去問を解いた数ヶ月前の段階とは理解度が上がっていて、実際、本番の直前に過去3回分の過去問を解いたときも楽々合格点に届いていたので、自分自身でも
「学科は大丈夫だろうけど、問題は実技論述と実技面接だな」と考えていたくらいだったのです。
ところが試験本番で、問題を解いていくにつれ「こりゃぁ~結構難しい・・・合格点届くかな?」って状況に。次の日に模範解答が出るので、早速自己採点してみると
「ゲッ!68点・・・(;゚ロ゚) 学科不合格じゃん!」
結局一問に泣きました(>_<)
早速、自分が間違えた箇所を見てみると、どの項目も万遍なく間違っていましたが(汗)細かく分析したことで、自分の理解が足りない項目や全く勉強していなかった項目が分かりました。以下に説明します。
キャリアに関する理論
こちらは、項目の中でも出題数が多く重要です。この回ではジェラット(Gelatt,H.B.)とシュロスバーグ(Schlossberg,N.K.)について、自分の勉強が不充分で、勉強していなかった箇所の出題で不正解。また、「生涯発達の6つのモデル」は全くのノーマークでこれも不正解。この失敗により、後に「新版 キャリアの心理学(渡辺三枝子著)」を重点的に読む必要があることを気付かせてくれました。
個人の特性の知識
この項目は、3問中2問が不正解。「両立支援等助成金」については勉強したのですが、理解が足りず、「シルバー人材センター」については、恥ずかしながらこれもノーマークでした。今回のコロナウイルス問題に関連して、今後は企業への助成金について出題されるケースが多くなるかもしれませんね。
労働市場の知識
この項目も3問中2問が不正解。今思うと、まだまだこの頃は「労働市場」に関する知識が弱かったですね。「労働経済の分析」や「賃金構造基本統計調査」等も読み込み不足でした。
労働関係法令及び社会保障制度の知識
なぜかこの項目も3問中2問不正解。特に年次有給休暇に関する問題は「なぜ間違えたのか?」いまだに謎です(笑)。もう1問の労働法令の問題についても普通なら間違える問題ではないのですが、なぜか??? というように、本番の試験では落ち着いているようで、落ち着いていない心理状況に陥ることもありますので、皆さんご注意を。
カウンセリングの技能・知識
この項目では全問正解したかったのですが、思わぬ問題が!。
ハーとクレイマー(Herr,E.&Cramer,S.)のカウンセリングの定義は自分ではノーマークだったので不正解は仕方ないのですが、実はこの問題、当初は問題文の意味を理解出来ていて、正解の番号をマークしていたのに、その後見直しで不正解にマークし直してしまうことに。
見直してなければなぁ~(..;)
学校教育制度及びキャリア教育の知識
ここで初めて「専門職大学」の出題がありました。これも私、不正解でした(>_<)。結局は「労働市場の知識」と同様に社会の動向をしっかり掴んでいないといけなかった、という教訓を得ることに・・・。
意志決定の支援、方策の実行の支援
どちらも「システマティック・アプローチ」の問題だったのですが、これも理解が足りておらず2問不正解。この次の試験(2回目の挑戦)に向けては充分に勉強した項目となりました。
振り返ってみると「あと1問で合格できたのに!」と自己採点した際は残念に思いましたが、今考えてみるとあまりに理解不足で恥ずかしい限り・・・。
「結構準備できた!」は錯覚だったんですね。
「もっと習熟度を上げていかないといけない!」
ってことに気づけたのは、逆に良かったのではないかと考えています。そして試験後、次の試験に向けてのレベルアップの足がかりとして、とある講習に参加することにしたのです。
そのお話は次の回で。
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