資格試験の勉強方法、今日はメンタルヘルス・マネジメント検定の第2回目です(一応Ⅱ種ラインケアコースの試験限定の情報です)。
前回の記事では、公式テキストだけでは勉強しづらく、また公式過去問題集も対策を立てにくい、というお話をさせていただきました。今日は、実際に試験を受けての感想を中心にご説明したいと思います。
試験の雰囲気
キャリコン試験と同様に、大学の講堂や教室を使用しての試験です。私が受けたのは、某国立大学の教室。そこはさすがに国立大学!私立大学にあるようなエレベーターやエスカレーター等の設備はありません(^^ゞ 私の試験教室は一番上の階、そしてその階にはお手洗いが無く、行きたい場合は下の階に降りなきゃいけないってんで、試験終了まで我慢でした(^▽^)
教室に入って、席を探します。
久々に見る木の長机(^_^;
木の椅子硬い(@@;)
前後感覚狭い(^0^;)
席に座り教室を見渡したら、超久々に見るブラウン管のモニター(;゚ロ゚)
キャリコンの学科試験は私立大学で受けてきたので、現代的な建物でエスカレーター付き、教室も綺麗で椅子、机ともに広いし座り心地も良い。それと比べるのもなんですが、なんだか、学生時代に戻った感覚のという中での試験でした。
試験官がやってきたのですが、なんだかふて腐れ気味で、アナウンスもぶっきらぼう。受験票と一緒に身分証明書を机上に出さなきゃいけないのですが、出していない受験生に「身分証明書出して!」と命令口調(相手はいい歳した社会人なのに・・・)。
なんだか腹立たしくなって「これで落ちたら、もうこの試験受けるの辞めようか?」
と思ったほど。
何より、驚いたのは試験開始が全教室一斉ではなく、各教室の試験官が開始時間を決めていたことでした。だから唐突に「解答を始めてください!」の指令が出たときは、結構ビックリ!しました(゚Д゚)
試験結果の通知方法
キャリコン試験と違い、公式サイトが模範解答を出すのは遅いです。約1ヶ月ちょっと先、合否の通知発送と同じタイミングで模範解答がUPされます。また、公式サイトでは合格者受験番号の発表もありません。合否通知が届いて初めて自分が合格しているのか?を知ることになります。
公式ではないのですが、いくつかの受験対策講座実施のスクールが試験数日後に模範解答を出してくれるので、おおよその自己採点はできます(ただし、公式回答と100%同じか?というと、そうではなく、1~2問違う場合もあります)。
試験結果の郵送
試験結果は、こんな封筒で届きます。
まあなんとか 合格! していました。
それにしても、ギリギリでの合格なので、お恥ずかしい限りなのですが(^^ゞ
ただし、この回の受験者データを見ますと合格率は43.30%。公式サイトで掲載がある第9回からの19回分のうち、下から3番目の合格率だったので、問題自体難しかったのではないでしょうか?
実際自分も解答していて思ったのは「公式過去問題集は易しい問題ばっかりピックアップしてるんじゃないの!?」でした(笑)。
今回、実質マジになって勉強した期間としては1ヶ月半くらい。大阪商工会議所や他のビジネススクールで実施している「試験対策講座」も利用せずに、初受験でとりあえず結果が出たことは嬉しいですし、これもキャリコン試験の勉強してたおかげとも思いました。
試験を受けてみて改めて考える勉強方法
しかしながら冷静になって今回の自分の採点結果を見ますと、分野によっては公式テキストの中で覚えるのを端折った部分に誤答がありました。その点も踏まえてⅡ種の勉強方法を考えてみます。
(1)公式テキスト中心に勉強(最初は他のテキストで入るも可)
とにかく、公式テキストは絶対です。ただ、この分野の勉強に慣れていない人であれば、最初は難しいかもしれませんので、前回私がご紹介したテキストから入るのも手だと思います。簡単なテキストから入って、公式テキストで肉付けしていく、が良いと思いました。
(2)公式テキスト内の「図表」は重要な部分が多い!
例を挙げると「ストレスによる健康障害のメカニズム」や「NIOSH職業性ストレスモデル」なんかは、表の中で記載されている「場所」をイメージして覚えるような感じかな。表の一部を内容にした問題もありますから。
(3)テキスト巻末の「資料」にある各種規則や指針は絶対にチェック!
これもキャリコン試験と同じ。重要法令や政府発行の統計資料でチェックしておかなきゃいけないものがいくつかあります。巻末のチェックと同時にネットで資料を確認しておくことも必要です。
(4)問題の出題形式に慣れておく
実際の試験形式に合わせて、公式過去問題集で練習する際に、自分で分野毎に問題をピックアップして50問を作り、解くことに慣れておく、ってことができればベストですが、私はしませんでした(^0^;)
そうそう!キャリコン試験と違い、マークシート用紙が縦長ではなく、横長の形式なので、私は最初に面食らいました(^▽^)
(5)以上を考えると、大阪商工会議所の「受験対策講座」は参加したほうがよい(かも?)
私は受講しなかった(受講できなかった)ので「本当に受けて有効か!?」の検証は出来ませんが、主催者が実施する講座なので、意味が無いことはないでしょう。あとは受験対策講座を開講しているスクールの講座を受けても良いのだと思います。とにかくこの試験に関しては独学の場合、出題傾向等の情報が不足するので、何らかの講座受講が近道ですね。
Ⅰ種(マスターコース)の受験は?
ダメ元で、少しずつ始めました(汗)。たぶんコロナの影響が無ければ今年の11月が試験ですが、自分の中で大きな変化が無い限りは、チャレンジしたいです。
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