「これまで、一次面接は通るのだけど二次以降はなかなか・・・」
「必ず、最終面接で落とされる・・・」
という皆さん。ここらで自分の就活の流れを変えるために、志望動機を見直してみませんか?
これから受ける企業の面接では、今まで受けてきた企業と比べて、志望動機を重視する傾向にあると
考えています。それは、エントリーから面接までの時間が短縮され、面接の回数も少なくなることで
面接官は学生が自社のこと、仕事のことを理解して受けてるのか不安を持ちながら面接しているからです。
ならば、面接官に「この学生なら大丈夫だ」と思ってもらえる志望動機を考える方が良いですよね。
今日の記事では、面接での志望動機の考え方を5つの段階で、ご説明していきますので
今までの面接での志望動機からもう一段階深めた志望動機を作っていきましょう。
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新卒就活で失敗しない、5段階で考える志望動機の作り方
これから皆さんは、自分が受けていく企業を主に3つの方法から探していくことになるでしょう。
・受けたい業界・職種を自分で検索し、自分で決めてエントリー
・大学キャリアセンターから企業を紹介されたり、学内イベントで企業を見つけエントリー
・エージェントに企業を紹介してもらいエントリー
いずれにしても、今まで受けてきた企業のエントリー~面接までの期間と比べて、今後受ける企業は
にエントリー~面接の期間が短くなるので、皆さんが企業に関する予備知識を取得し、志望動機を
考える時間はは少なくなります。
今まで名前さえも知らなかった企業を受けることになるかもしれないし、「こんな仕事あったのか!」
って企業の面接を受けるかもしれない。ほとんど予備知識が無い企業へのエントリーが増え
「どうやって志望動機を考えよう?」となる企業もあるでしょう。
では、今まであまり予備知識が無かった企業の志望動機をどうやって考えていくか?について
見ていきたいと思います。
第一段階 様々な情報源を駆使し、企業の情報・特徴を掴む
これまで受けてきた企業の選考よりも面接までの時間が短くなるということは、皆さんが企業を研究
する時間も短くなるので、いかに効率良く企業の情報・特徴を掴み、自分がなぜ志望するのか?を
考えなきゃいけません。
どうやって企業の情報・特徴を調べるか?下記に手段を挙げてみます。
①企業の独自説明会
面接の直前に説明会が行われることもあり、説明会の情報を自分の志望動機に反映できないことも
ありますが、社員からの情報は貴重ですし、質疑応答で一歩踏み込んだ情報も得られます。
②企業のホームページ(採用のサイトとお客様向けのサイトの両方)
採用サイトと本サイトの両方を見ましょう。特に本サイトはお客様向けの情報なので、その企業が
どんなサービスをお客様に向けて展開しているのか?が分かります。
③就職ナビ
企業の紹介が書かれています。まずは就職ナビの紹介文を読んで、そこからホームページ等の情報を
見に行くのも良いでしょう。
④大学キャリアセンター
自分が受けようとする企業の人事担当者から企業の情報をもらっているかもしれません。また、
受ける企業を紹介してもらったら、必ず情報を聞き出しましょう。
⑤就活エージェント
就活エージェントの企業紹介は、エージェント自身のビジネスに絡んでいる場合があります。
エージェントの紹介で企業を受けるなら、別の手段でも企業の情報を知っておくことが必要でしょう。
⑥OB・OG、社員
本来は、その企業で働いている大学のOB・OGや社員の方の話を聞くことが一番なのですが
時間が少ないと会える可能性も低いので、もし会える時間が作れたらしっかり話を聞いておくと有効です。
⑦これまで受けてきた企業との比較
これもぜひやってみてほしいです。少なくとも自分が「この企業良いかも?」と思って受けてきた企業
ですから、何らかの共通点と相違点があるはずで、そこに自分にとっての特徴があるはずです。
⑧SNS
SNSでの噂も見ておくと良いかもしれませんが、どの情報が真実でどの情報が虚偽なのか?あやふやな
部分もありますので、話半分に留めておきましょう。
これら多くの情報源を見て、まずは自分が考えるその企業の特徴を調べてみましょう。
ここで言う”企業の特徴”というのは、他人や世間が言うその企業の特徴ではなく
自分の考え、価値観に照らして出てきた特徴のことです。
第二段階 自分が「良いな」と思う特徴を箇条書きに書き出してみる
自分で「この企業は、こんな特徴があるな」をいくつか掴んだら、今度は
自分が良いなと思う特徴が企業のどの部分にあるのか?を確認しましょう。
確認したら箇条書きに表にしてみるのです。
誰かに紹介されて受けることになった企業の場合「どこに興味?を考えるのって難しい」と思われる
と思いますが、基本的にあなたがエントリーした企業は、エントリーしない・自分の選択肢には
全く入らない企業とは何かが違うはずです。
その違いはどこにあるのか?また、これまでの自分の就活で受けてきた企業との共通点や相違点は
どこか?等、比較してみると自分が企業に対して持つ「志向」が見えてくるはずです。
また、あくまで自分が感じた「この企業のここに自分にとっての良い特徴がある」という点を見つける
ことが大事で、他人や世間の評価にただ引っ張られて出した特徴では、自分の志望動機ではなくなって
しまいます。自分の視点と感覚を重視するのです。
第三段階 なぜ自分はその特徴を「良い」と思うか?理由を考える
自分が感じた「この企業のここに自分にとっての良い特徴がある」という点を見つけて箇条書きにしたら
そこに今度は「なぜ自分は「この特徴が自分にとって良いな」と思うのか?」理由も考えてください。
なぜここまで考えておく必要があるのか?それは
「その企業の特徴」 → → → 企業の情報
であって、面接官はこれを聞かされるだけでは「いやあ、この特徴は確かにうちの企業にあるけれど
なぜあなたはそこに惹かれたのか?を聞きたいんだよ」と思ってしまうでしょう。
「なぜ自分はその特徴を(良いな)と思ったのか?」 → → → あなたの価値観・考え方の情報
であるので、自分の考え・価値観も併せて面接官に伝えることができるのです。
面接官は「この学生さん、こんな価値観や考え方を持っているのか。自社に合いそうだな」と
あなたの人となりを理解しやすくしてくれます。
「だって自分はこういう人間だから、御社のこういう点が好き」という、自分視点の志望動機を作ると、
自分の考えや価値観と企業の特徴と接点があるんですよとアピールできるのです。
第四段階 他の企業ではなく「この企業じゃないとダメ」な理由は?
「この仕事は、同業の企業でもできる仕事だと思いますが、なぜ当社なんですか?」
という質問もあるかもしれません。
ですから、これまで受けてきた企業の中に同業企業があれば、比較してほしいし、始めて受ける業界で
あれば、同業他社の情報も調べて比較して「なぜ同じ仕事が他社にもあるのに、他社ではなく、この企業
に惹かれたのだろう?」を考えてみてください。これができれば、より志望動機が深くなりますよ。
第五段階 その企業で働く目的・入社後の目標も考えてみよう
もう一歩志望動機を深めるなら、社会問題等を捉えて「社会の○○なことを実現するために御社で
□□の仕事をしたい」という目的を入れることも有効です。もちろん、そう考えるのはなぜか?
まで考えておく必要があります。
また、入社後の目標を考えておくと良いでしょう。面接官は、受けに来た学生の未来を想像しながら
面接を行っています。時には「○○部の□□さんのような社員になりそうだな」と在籍する社員と
印象を重ねる場合もあります。
そこで、あなたのほうから入社後の仕事や社員としての目標を考えておくことは、面接官に未来を
想像してもらいやすくなるわけで、有効です。
ぜひ、その企業で働く目的、入社後の目標も考えてみてください。
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まとめ
まとめてみます。
まず、エントリーする企業が決まったら
・第一段階 様々な情報源を駆使し、企業の情報・特徴を掴む
・第二段階 自分が「良いな」と思う特徴を箇条書きに書き出してみる
・第三段階 なぜ自分はその特徴を「良い」と思うか?理由を考える
・第四段階 他の企業ではなく「この企業じゃないとダメ」な理由はを考える
・第五段階 その企業で働く目的・入社後の目標も考えてみよう
この5つの段階で志望動機を考えてみてください。
もちろん短期間でこれだけのことを考える必要がありますので、すべてをパーフェクトに考える必要は
ありません。自分の出来る範囲で志望動機を深めていただければ、以前の企業の面接と比べて変化が
出てくると思います。ぜひ頑張ってください。
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