新卒の雇用は回復、だけど今こそ力を入れるべきこととは?

学部4年生、修士2年生の就活
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先日、文部科学省と厚生労働省が毎年公表している「大学生の就職内定率」の公表が

ありました。ここで平成30年3月卒(2018卒)以降のデータを上げておきます。

 

 

令和3年3月卒(2021卒)は、コロナ禍の影響を受け、企業の採用が低調となり

10月1日付の内定率が一気に低くなりましたが、令和4年3月卒(2022卒)および

令和5年3月卒(2023卒)と右肩上がりで内定率が復調してきています。

令和5年3月卒(2023卒)の10月1日付の就職内定率は74.1%でした。

 

企業の復調と早期選考

10月1日付の新卒大学生の内定率が復調してきていることは、喜ばしいことですが

この傾向には2面の要因があると考えています。

 

一点目は、

企業がコロナ禍の影響から脱し、復調してきていること。

コロナ禍で行動制限もあり、企業も苦しい時期を過ごしてきましたが、そろそろ

各企業とも「コロナ後の世界」に舵を切っているからこそ、雇用も復調してきて

いるのでしょう。

 

二点目は、

早期選考を行う企業が増えたこと。

これは、コロナ前から傾向は続いているのですが、大学3年生の秋口から早期選考を

行う企業が増え、早い段階で内々定を出すケースが増えました。

そういった早い段階から内定を持つ学生が増えたことも、10月の内定率がUPする要因

の一つとなったと言えるでしょう。

 

 

内定率復調の今だからこそ力を入れることは?

今の学生さん達は、学生時代コロナ禍で大変な中、過ごされてきたわけですが、

企業もここ数年は、コロナ、半導体不足、原材料の高騰、円高、不安定な世界情勢

の中で、苦しい経営を強いられていることを忘れてはなりません。

 

しっかりした企業であれば、今後の自社の方向性に合致し、なるべく早期に辞めて

しまわないように、自社のことをしっかり理解し、自社とのマッチングをちゃんと

考えていて、入社後ちょっと苦しいことがあっても頑張ってくれる人を採用したいと

これまで以上に思っていることでしょう。

 

であれば、次の3点はより一層深く考えておく必要があると考えます。

 

① なぜ今この業界・この企業・この仕事内容を選ぶのか?

この「なぜ」を考える際は、現在およびこれからの日本社会の行方に関連して

自分が受ける企業がどんな影響を受けるか?についても考えてみましょう。

 

・新型コロナウイルスへの日本国内の対応や、コロナ後の展望は?

・ロシア・ウクライナ情勢による日本への影響は?(主にエネルギー問題)

・現在の円高・物価高において自分が受ける企業はどんな影響を受ける?

・これから人口減少・高齢化が進むことで自分が受ける企業に影響は?

・持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みは?

・AI・DX・業務自動化(RPA)への取り組みは?

 

※もちろん、専門的に調べろという意味ではなく、自分のできる範囲内で

調べてみて、自分で納得することのほうが重要です。

 

② 同業他社と違うところは?

自分が受けようとしている企業への志望動機が、そのまま同業他社にも使えて

しまうようでは、志望動機が薄いと思われてしまいます。

同業他社ではなく、なぜこの企業なのか?同業他社との違いをしっかり考える

必要があるでしょう。特に同業他社と比べたうえで、強みはどこか?

(自分にとっての強みを考えることと、世間の評価も理解しておくこと)

を用意しておくと、同業他社との違いを見つけやすいと思います。

 

③ 入社後何をしたいのか?目標は?

面接で志望動機を質問される際は、企業への興味・関心の中身だけでなく

今後その企業の事業で何をしたいのか?どんな目標があるのか?も考えておく

必要があります。この「今後のこと」をしっかり言える学生は、志望度が

高いと思われるでしょう。

なぜなら、企業側は学生が入社後の、したいこと・目標を聞くことで、自社を

どれだけ調べてくれて、自分とのマッチングを考えているかが分かるからです。

 

逆に不勉強で、自社で出来ないことを希望したり、どの企業でもできる抽象的な

目標を挙げるならば、「この学生、志望度高くないな」と思われるでしょう。

 

 

就活苦戦の4年生、これから就活の3年生も!

前項でお話したとおり、日本の大部分の企業は、ここ数年コロナから始まり、

半導体不足、各種原材料の高騰、円高、不安定な世界情勢等々、負の要因や

AI・DXの推進、SDGsの取り組み等、今までに無かった事業も進めていく必要が

あるという苦しい中で、必死に変革していく過渡期にあります。

予算もマンパワーも少ない中、事業を進めていくのですから、企業としては

 

・より、自社のことを理解している学生

 

・より、自社にマッチする学生

 

に入社してもらいたいと思っているはず。

新卒の人達に早く一人前になってもらい、活躍してもらうことで、この苦境下でも

新しい世界へ自社が進んでいく中で、力になってくれると思っているはずです。

 

であれば、就活生の皆さんは、自分が受ける企業のことをしっかり調べて自分との

マッチングをちゃんと考えておきましょうよ(今まで以上に!)

現在も就活を継続している学部4年生・修士2年生の皆さんも、これから就活に

向かう学部3年生・修士1年生の皆さんもそうです。特に面接が進み、最終面接の

際は、入社後のことを含めた志望動機が一番大事になります。

ぜひ、今までよりもう1段階、2段階深い企業研究をしてみてください。

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