第15回国家資格キャリアコンサルタント試験の試験日まで、あと10日となりました。受験予定の皆さんは日々勉強を頑張っておられる頃でしょう。
私が受験したとき、10日前からどんな勉強をしていたか?実は日々自分で日記を付けているのでその頃の日記を見ましたら、いろんなことが書かれてました。今日は「最後の追い込み」としてどんな勉強をしていたか?簡単にご紹介します。
過去問だけでなく、他の媒体の問題を解く
皆さん過去問はすでに何回か解いておられると思いますが、私の場合、何回か過去問解いてると段々問題自体を無意識的に覚えてしまって、純粋に自分の力で解いていないのではないか?という気になっていました。
また、問題として出てきそうな人・事柄(例えばシュロスバーグ)も問題の焦点の当て方(4Sが出される?成人の発達として出される?)の違いで自分にとって難しい問題になったり、紛らわしい選択肢があると若干焦って難題に思えてしまったりするので、視点が変化した問題にも対処できるようにするため、短期的にいろんな媒体の問題を解くことに集中しました。
まずは市販の問題集
この問題集は、本試験のように4肢択一ではなく○×で回答する方式ですが、問題数が多く、一気に問題を解いていけます。過去の試験問題から抜粋された問題と、独自作成された問題があるので、変化に強くなれました。
多田先生のサイトの問題集
多田先生の「多田塾」のサイトです。こちらの100問の問題集は私も大変お世話になりました。
キャリコン試験対策講座の資料・模擬試験の問題
私が受けたのは、日本マンパワーさんの対策講座(模擬試験付き)でした。独自で作成された問題ですので、問題の出し方に変化があって、良かったです。
まずは、上記の問題を一気に解いていき、間違えた部分を徹底的に再チェックしていきます。意外と「これはしっかり頭に入っているだろう」と思っていた問題を落としていたりするので、こういう視点が違う問題を解くことでより理解度がUPしました。
この作業を1週間前までに終わらせます。
試験日1週間前の日曜日からは
以前からチェックはしていたのですが、最後の日曜日からはもう一度、出そうな法律、国が出している白書、レポート類の再確認ですね。
「職業能力開発促進法」「労働経済の分析」「男女共同参画白書」「学校教育法関係」等々、様々あります。皆さんもすでにここまでの期間である程度チェックされていると思いますが、私は再度この直前期間にもう一度数値や重要な文言についてチェックしていきました。
そして最後は過去問に戻って最終チェックです。私は2級の問題も解いていました。ここまで勉強していれば、以前の過去問回答の点数よりは飛躍的にUPしているはずです。
これだけやっても初見の問題は出るもの
自分では「結構勉強できた!」と思っていても、試験では全く手を付けていなかった箇所の問題が出て「ウゲッ!!」となることもあります。
ただ、法律や白書系の問題であれば、冷静になって社会の流れを考えると解ける問題はありますし、理論家の問題でも、明らかに違う選択肢を削っていくことで正解が見えていくこともあります。ですので、最後の1週間で浅くても良いですから法律は出そうな条文を、白書は全体をさらっと読んでおくことをオススメします。
本番では焦らないこと!ですね
やはり焦ると碌なことがありません。焦ると一番多いのが、「適切なもの」「不適切なもの」を間違えて選んでしまうこと。私も合格した試験で1問やらかしました。
どうやらかしたか?と申しますと、私が専門にしている分野の問題だったのですが、厚労省が作成しているという資料が恥ずかしながら初めて聞いたもので・・・、一瞬「何これ?」状態で焦りました。
ただ冷静になって考えれば選択肢ですぐに正解に導けたのですが、焦っていたので、不適切なものを選ばなきゃいけないのに、適切なものを選んでしまって、その問題は不正解となりました。
やはりどんな問題が出てきても、自分が手を付けていなかった問題が出てきても、まずは冷静に!焦らない!を心がけることが大切に思います。そして最後に2つのお話で閉めたいと思います。
「適切なもの」「不適切なもの」を間違えない!
私は問題文の「適切なもの」「不適切なもの」のところに丸く囲って「この問題は『不適切』を選ぶんだ!」と頭を切り替えていました。
70点を確保することを念頭に置く
この試験は、100点取っても70点取っても同じく合格なんです。いかに70点を確保するか!?を念頭に問題を解いていくと、ちょっと気が楽になるのでは?
ということで、あと1週間ちょっとで試験ですが、受験される皆さん頑張ってください。そしてキャリアカウンセリングのお仕事の場でお会いしましょう。
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