インターンシップ参加学生の評価を、企業が採用選考時に利用できるようになった
ことで、今まで以上にインターンシップへの関心が高まり、選考がより厳しくなり
「参加したくても、選考を通過できない」って学生も多々見受けられます。
「インターンシップの選考に通過できない、就活もうダメだ」
って諦めムードの学生もいますが、今日はインターンシップに参加できなくても
まだまだ大丈夫、ってお話をしたいと思います。
夏のインターン参加できなくても大丈夫
企業が夏のインターンシップをいくつかの日程に分けて実施したとしても、
会える学生は、数十人から100人~200人規模がせいぜいなのではないでしょうか。
その数十人から数百人の参加者の中で、何人か目を付けた学生が居たとしても、
それだけでその学年の採用人数に達するわけはありません。
また、採用を担当する企業の人事からすれば、インターンシップで出合った学生
だけで採用を終わらせるほど危険なことはありません。いろいろな形で多くの、
様々なタイプの学生に出合い、その中から自社に合う学生を選びたいと思っている
はずです。
なので、インターンシップ参加者じゃなきゃ、その企業に入社できないわけでは
ないので、選考通過できず、参加できなくても悲観しないでください。
秋・冬のインターンシップに注目!
前項で「企業は、いろいろな形で多くの学生に出合い、その中から自社に合う学生を
選びたいと思っている」と書きました。その一つの例が秋・冬に開催される
インターンシップです。
企業は、多くの学生に合いたいと思っているのですから、少なくとも秋に行われる
インターンシップには、夏のインターンシップ参加者は参加させない場合が多い
のです。ですので、どうしてもインターンシップに参加したい企業があったら
秋・冬のインターンシップの情報を得て、選考を受けてみましょう。
インターンだけじゃない、企業との接点とは?
9月以降、新学期が始まると、皆さんの大学のキャリアセンターが主催する
企業参加型のセミナー
が始まります。業界別、あるいは職種別に大学が企業の人事担当者を招聘して
企業における仕事のこと、業界内の立ち位置、今後の展望や課題を語ってくれる
イベントです。たぶん複数回開催されますので、
これは、ぜひ参加してください。
できれば、自分が知らない業界や企業が招聘される日にも、積極的に参加すること
が必要です。それは、秋の早いうちに多くの企業の仕事内容や社風、その企業や
業界で仕事をしていくのに大切なことを、知っておくためです。
今年も、秋になると早期本選考を行う企業が出てきます。
「早く内定を得ておきたい」と考える学生は多いと思いますが、秋の早期選考で
内定を得たとしても、そこで就活を終了する学生はごく少数です。大抵の学生は
多くの企業を知り、来年6~7月くらいまで様々な企業を受けていくのです。
秋の早期選考を受けようと考えているなら、早期選考に対応しながら、幅広く、
多くの企業を知って、自分が今後、受けるべき企業を探していかないといけないので
これからの就活スケジュールはタイトになります。
そんなときに有効なのが、大学での「企業参加型セミナー」なのです。
皆さんの大学のキャリアセンターに、新学期からの就活支援行事について情報が
あると思いますので、ぜひチェックし、参加していってください。
まとめ
今日は、夏のインターンシップに参加できなくても、挽回は可能!という話を
しました。
一つ目は
● 秋・冬のインターンシップに参加する
二つ目は
● 大学内の企業参加型セミナーに参加する
です。どちらも、狙いの企業だけでなく、自分の知らない企業・業界についても
参加していくことが必要です。そういう積極的な行動を行い、多くの企業を知る
学生が就活では有利であることを、忘れないでください。
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