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23卒の採用に見る「企業の採用基準の考え方」  その1 ガクチカ

大学生の就活 就活準備編
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最近、23卒における学生と企業の就活に関する情報が出てきました。

下記が、その記事になります。

https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2023/03/hakusho2023_data.pdf

の記事の中で、2点ほど気になる部分がありました。

 

一つは

採用活動において84.2%の企業が「ガクチカ」を聞いていること

 

もう一つは

企業が採用で重視する項目学生が面接でアピールする項目が食い違ってること

 

 

下記で、気になる部分の詳細を説明します。

 

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まだまだ「ガクチカ」は聞かれている

上記データ集の34ページ目、図56にありますとおり

採用活動における、学生時代に力を入れたこと(いわゆる「ガクチカ」)は、

実に84.2%の企業が学生に対して聞いているということです。

 

昨今、「ガクチカを聞くのを止めました」って企業が増えているニュースが

ありましたが、まだまだガクチカを聞く企業は圧倒的に多い。

まして、1000~4999人の従業員数の企業で86.9%

5000人以上の従業員数の企業では91.0%がガクチカを聞いているのです。

 

所謂「大手企業」と言われる企業のほうがガクチカを聞く傾向にあるのですね。

 

 

企業が「ガクチカ」を聞くのは?

23卒の学生も、大学時代はコロナ禍でかなりの影響を受けた年代です。

学生生活の制限が大きく、ガクチカ探しは大変だったことでしょう。

それでも、企業はガクチカを聞いてくる。ということは。。。

 

派手なガクチカじゃなくてもいい!

 

ってことですよね。

だって、あれだけコロナで行動制限されて、大学の授業もリモート

海外留学にも行けない、サークル活動も制限、アルバイトも雇用してくれない

そんな学生生活なのに派手なガクチカなんてあるわけがないのです。

 

当然、そんなこと各企業だって承知しています。企業だってコロナ禍で

かなり苦しんでいたくらいなのですから・・・。

 

そもそもガクチカって、派手な経験を話さなきゃいけないのか?

そんなことはありません。

その証拠が、上記資料34ページ、図57にあります。

 

 

学生時代に力を入れたこと(いわゆる「ガクチカ」)で評価すること なのですが

企業がガクチカのどんなことを評価しているか?について一番多かったのが

「力を入れたことの取り組み方」で、80.9%

その次が

「力を入れたことから学んだこと」で、78.5%なのです。

 

就活生の皆さんが、一生懸命語ろうとしている

「力を入れたことそのもの」については、32.4%

上記2項目と比べて低い結果になっています。

 

この数字を見ると、ガクチカで企業が知りたいのは、

 

あなたの

”人柄”

”思考のタイプ”

”行動特性”

この3項目であると言えるのです。

 

そして、ガクチカのどういう部分から、3項目を判定しているか?というと

 

ガクチカの中の

・どんなきっかけや理由で、ガクチカに取り組んだのか?

・どんなアイデアを駆使したのか?

・どんな行動を起こしたのか?

・どんな困難や葛藤があったのか?

・どういう結果になったのか?

 

という「力を入れたことの取り組み方」の内容と

 

 

・やり遂げられた勝因は何か?

・やり残したことはあるか?

・結果を自分でどう総括しているか?

・ガクチカの経験で学んだことは何か?

・経験が今の自分にどう繋がっているか?

・この経験を踏まえて、どんなチャレンジをしているか?しようとしているか?

 

という「力を入れたことから学んだこと」の内容で判定しているのです。

 

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派手さの追求ではなく、分析すること

ガクチカで大事なのは、派手さではなく、分析すること、だと思います。

上記のとおり、ガクチカでは「力を入れたことそのもの」ではなく

 

「力を入れたことの取り組み方」

「力を入れたことから学んだこと」

 

が重視されるのであれば、派手なガクチカを追い求めるのではなく

自分が力を入れて活動したことを、より分析することが必要

なのだと考えます。

 

「なんで、この活動をしようと思ったのか?」

「どんなアイデアが思いついたっけ?」

「こんな苦労があったよなぁ~」

「ここまでは出来たけど、この部分は未完だったな」

「この活動で、こんな力が付いたと思う」

「この活動がきっかけで、今こんなことやってる」

 

って、色々思いだして分析してみる。

これが必要です。そしてその自分で分析した内容こそ企業が聞きたがっている

「ガクチカ」そのものなのです。

 



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