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23卒の就活、6月からのリスタートでやるべきこと その③「面接を今一度見直そう」

大学生・大学院修士学生の就職活動

6月からのリスタートでやるべきこと、最後は面接についてです。

もうこの時期であれば、ESは通過するけど面接で落とされる方のほうが多いこと

でしょう。もちろんESで書いたことが面接に繋がっているのですから、ESから

しっかり対策することが、良い面接に繋がるのですが、今回は面接に焦点を絞って

自分の中で、どう意識して面接を受けるべきか?を見ていきたいと思います。

 

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Web面接の注意点

一次面接をWebで行う企業も増えてきました。Webでの面接に慣れている人も

そうでない人も、もう一度注意点をおさらいしておきましょう。

 

① 繋がる前から、ビデオ・マイクをオンにしておく

面接官に言われるまでビデオやマイクがオフのままでは、積極性が無い学生、

準備が足りない学生とみられてしまう。

 

② 繋がったら、自分から挨拶する

面接官から何か第一声がある前に、挨拶しておけば、両者無言のヘンな間から

開放されるし、積極性、主体性をアピールできる。

 

③ 話すときはカメラを見ながら

Web面接の難しさは、面接官を見ながら話してしまうと、面接官から見たあなたは

目線が下がって見えてしまうこと。自分が話すときは必ず目線をカメラへ。

そうすれば面接官から見て、目線が合っていると思われる。また話の合間に画面上の

面接官を見て、反応を確認すると良いです。

そして、終始、笑顔と穏やかな表情は忘れずに。

 

④ 全文のアンチョコは用意しない

「Webだから分からないよね」と、画面の横に言いたいことを全文書いて貼って

対応している人もいるかも?だが、書いたことをただ読むだけのときと、自分の

頭で考えて話すのとでは、聞こえ方がまるで違うのでバレます。

もし心配なら、話したい内容をキーワードにして貼っておくくらいに留めて、

その日のアドリブで話すくらいにしましょう。

 

⑤ 声のトーンや音量は対面よりも上げる。

対面で話しているときよりも、Webの場合は音が籠もりやすくなります。

声は対面のときよりもトーンを少し上げて、少し大きめの声で話すと良いでしょう。

身振り手振りのアクションを派手にしている人もいますが、それほど意識しなくても

良いと私は思います。逆にアクション入れすぎると「落ち着きの無い人」という

印象を与えることもありますので・・・。

 

一次、二次面接と最終面接との差

一次、二次面接、最終面接は企業が学生を見る観点が違います。

まずは一次、二次面接、最終面接でよく聞かれることを見てみましょう。

 

一次~二次面接

・志望動機

・学生時代力を入れたこと(ガクチカ)

・自己PR

・長所・短所

・大学での専攻内容

・過去の失敗経験

・困難を乗り越えた経験

・他者から見た自分像

 

最終面接

・志望動機

・志望の度合い

・入社後の目標、実現したいこと

・5年後、10年後の自分像

・自分の強みの中で、仕事に活かせると考えていること

・自分が考える社会・業界動向

・当社がやるべきこと

・他社の選考状況

・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)

・自己PR

 

一次面接は若手~中堅の職員が面接を対応することが多いです。

彼らは「この学生と一緒に働きたいか?」の観点で学生を評価するので、その学生の

これまでの学生生活の内容(成果だけでない)を聞くことで「人柄」が自分達社員

合うのかどうか?判断しています。

 

二次面接は、人事が担当することが多くなります。

学生の人柄に加え、志望動機や学生の強み・能力にもウエイトが乗ります。

「この学生はどんな考え方で自社に志望しているのか?」

「この学生の強みは、自社のどんな仕事に活かせそうか?」

「どんな場面で発揮してくれそうか?」

の観点が強くなり、自社にマッチしそうな学生を最終面接へ上げています。

 

最終面接は、企業の採用責任者が面接を対応します。

採用の全責任をとるため人達による最終判断なので、「他社に逃げない学生か?」

「すぐに辞めてしまわないか?」といった入社への本気度が重要になります。

 

 

※上記のとおり、一次~最終面接までには、面接官が学生を見る観点が違う、

ということも頭に入れて面接の準備をする必要があります。

 

面接の準備をする際の「意識」に注意

 

前項で、一次~最終面接で面接官が見る観点の差についてお話しました。

そんな採用面接において学生はどんな意識で準備をしていけば良いのでしょう?

2つ重要なことを言います。

まずは

 

自分の「素」を出す意識

 

自分の「深掘り」をする意識

 

この2つが重要です。

 

面接は「素」で勝負!

一次面接では学生の人柄を、二次面接では学生の強み・能力を見て、自社に合う

人材なのか?を判断しているのですから、「ウソ」や「盛る」ことが、逆に

マイナスのイメージを与えてしまうことになりますよね。

自分の素をしっかり出して、素で勝負する、という意識が最低限必要になります。

 

自分の「深掘り」してないのでは?

「自分をアピールする出来事が無い」「少し盛らないとアピールにならない」

って人。そんな皆さん、本当に自分のことを「深掘り」してますか?

意外と、自分では「当たり前のことじゃん!」「こく普通のエピソードだし」

と自分の中で遡上に上げてこなかった過去の体験の中に、社会人から見て

素晴らしいものがあったりします。だから、もう一度自分の過去の、頑張ったことや

苦しかったことを思いだして、そこから学んだこと、力が付いたと思うこと、を

整理してみてはいかがでしょうか?

 

最終面接では、入社の熱意と本気度で勝負!

「いつも最終で落とされる」という人は、面接官に対し今ひとつ本気度が伝わって

いなかったことが原因だったかもしれません。

熱意や本気度は、話し方で伝わることもありますが、それ以上に話の内容で伝わる

ことのほうが大きいと思っておいてください。

話の内容とは?

 

① その企業のどこに興味・関心を持ったのか?

様々な情報を基にして、自分が素で思う興味・関心の理由が言えてますか?

 

② その企業で何をしたい?目標は何?数年後の自分像は?

企業で何をしたいか?目標は何なのか?数年後の自分像は?これ、言えますか?

学生の回答から、自社のことをしっかり調べていて、入社後の未来のことまで

イメージ出来ていて、目的意識がある学生である、と期待されます。

 

③ 自分が考えるその企業独自の強みを考えてる?

自分が受ける企業が持つ独自の強みや、社会における価値を考えてますか?

世間一般が評価するものではなく、自分が考察する強みや価値についてです。

考察するうえで大切なのは、現代社会の動向や業界の動向、同業他社との比較

(同業他社を貶さないように)をすることで可能となります。

 

 

※あくまで自分独自の考え方、自分の心の奥から湧き上がった想いに従い説明する

ことが必要です。世の中の評価をそのまま説明したり、誰かの入れ知恵をそのまま

使ってしまうと、説明の言葉に心が伴わなくなり、面接官に熱意と本気度を示す

ことができなくなります。

 

 

 

以上、今回はこのリスタートの時期に、面接についてもう一度見直すポイントに

ついて見てきました。参考にしていただければ幸いです。

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