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23卒で就留、既卒で来年再チャレンジするなら

学部4年生、修士2年生の就活



23卒の就活も、終盤戦に差し掛かってきました。

12月のこの時期にまだ企業や官等等の内定が無い学生、内定を得た企業はあるけど

正直入社する気は起きない、という学生もいると思います。

私の考えは、学生にはまだまだチャンスがあるので諦めて欲しくない!なのですが

もし就留や既卒し、24卒と同じ土俵で就活を再チャレンジしたいと考えるのならば、

以下4つのポイントを考えてから決めるべきと思います。

 

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<1>どんな状況か把握しているか?

自分がなぜ、来年就活を再チャレンジしないといけない状況になったのか?

再チャレンジするとしたら、どんなリスクがあるのか?

と、原因を把握し、自分が置かれた状況を掴んでおく必要があります。

 

なぜこのような状況となったのか?

・就活の始動が遅かった、インターンに参加していなかった

・ガクチカ、自己PR等の下地となる自己分析が甘かった

・企業研究が浅く、入社の熱意を見せることができなかった

・面接で自分自身を表現することができなかった

・途中で志望業界が変わったり、堂々巡りしてしまい、時間がかかった

・就活するのに疲れてしまった、全くやる気が起きなかった

 

理由は様々あると思いますが、まずは就留、既卒しなきゃいけなくなった理由を

しっかり分析する必要があります。失敗を理解し、正しく修正しないと再チャレンジ

しても失敗するだけだからです。

 

24卒はすでに動き出している

・24卒のスケジュールは早期化し、早期選考も実施され内定が出始めている

 

来年ライバルとなる24卒の学生はすでに夏や秋のインターンを経験し、早い人では

早期選考を経験し、内定を持っている人もいるでしょう。ここ数年はどんどん就活が

早期化しているので、24卒のペースに追いつくことは、かなり大変なことだと

私は思っています。そんな24卒の人達との勝負になることを自覚していますか?

 

来年も続く就活のストレスの程度を理解しているか?

・今年就活していて「キツイ」と感じたなら、それをもう1年続けられる?

・「就活に疲れた」の人は来年まで続けて、精神的に持つの?

・金銭的に来年の就職活動する余裕はある?

・同じくらい落ち込んだり、ストレスを感じた失敗・挫折の経験はある?

 

 

以上の自分の状況、社会の状況を踏まえた上で就留、既卒し来年再チャレンジする

ことを前向きに捉えられるか?後ろ向きか?来年のほうが都合が良いと考えるか?

自分自身で評価してみてください。

 

<2>自分の性格で乗り越えられる?

自分の性格を分析してみよう

・楽観的な性格か?悲観的な性格か?

・一年遅れても企業にアピールできる自信はある?

・これからの一年間、自律して活動していけるか?

・何かに挫折しても自分自身を勇気づけることができるか?

・自分自身を精神的にも上手くコントロールできると感じているか?

 

就留はともかく、既卒となって就活していくとなると、他の人からの援助が受け

にくいこともあります。大学にも行かなくなるので、自分で自分の行動や精神を

律していけるか?がポイントになります。

 

<3>周囲の援助はあるか?

広い範囲で援助を受けられる体制にいるか?

・ES添削、面接対策してくれる人はいるか?

・就活(求人)情報を提供してくれる人、機関はあるか?

・金銭的なサポートはあるか?親は了解してくれそうか?

・精神的なサポート(相談できる人)はいるか?

・自分のサポート資源が就活を乗り越えるに有力と感じるか?不足と思うか?

 

就活には、様々な援助が必要になります。ES、面接対策してくれる人、

求人票等の情報提供してくれる機関、就活の悩みを聞いてくれる人、

生活費や就活に係る費用だって馬鹿になりません。

そんなときサポートしてくれる人・機関のあてはありますか?

 

就留であれば、大学のキャリアセンターが金銭的なこと以外はサポートしてくれ

ますが、既卒になるとキャリアセンターの機能すべて利用できる保証はありません。

逆に就留の場合は来年度分の授業料がどうなるのか?もし授業料を支払う必要が

あるなら、金銭的サポートが必要でしょう。

就留、既卒を検討するならこの辺りをチェックし検討するのは必須です。

 

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<4>来年に向けての戦略はある?

広い範囲での戦略を考えられそうか?

・今年就活が不本意に終わったことの検証と改善ができそうか?

・改善を実行するうえでの方法を確立できそうか?

・選考までのスケジュールの情報を知り、計画を立てられそうか?

・今年は気付かなかった、自分の新たな「武器」は探し出せそうか?

・一年遅れたことをカバーできるだけのアピールができそうか?

・ストレスを切り抜ける方法を理解しているか?

・次の1年間で受けられそうなサポートを把握し、利用可能な状態か?

 

まずは、今年不本意に終わったことの原因の検証と改善ができそうなのか?

を考えることが必要です。これが出来そうに無いなら、再チャレンジしても

ムダになるでしょう。

 

改善の目処が立つなら、来年まで何をしたら今よりも数段レベルUPできそうか?

を考え、行動計画を立てることが必要でしょう。

 

また、今年途中でモチベーションが上がらなくなってしまったり、精神的に疲れて

就活を途中で終了した人にとっては、ストレスをどうやってコントロールするか?

を考える必要があります。就留にしても既卒にしても今度は一人で行動することが

メインになるのでストレス管理は重要なことです。

 

こういった来年に向けての「戦略」をしっかり考えないと、来年もなし崩し的に

就活が進んでしまい、また不本意な結果に終わってしまうので、注意が必要です。

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まとめ

<1>状況の把握、から<4>戦略、までのご説明をしてきました。

こういうことを考えてみると、現時点で就留や既卒を決意するのは反対です。

 

就留や既卒となることに動じず、前向きに行動でき、サポートも得られるあてが

ある人なら可能性はありますが、それでも早く切り替えないと24卒のスケジュール

においても出遅れてしまい、良い結果に結びつかないと思うからです。

 

それならば、まだまだ今年の就活を諦めずに23卒で内定を得て、社会人になって

しまうほうが、精神的にも経済的にも良いと思います。

 

それでももし、就留や既卒を決意するのなら、上記1~4をしっかり考え、覚悟を

決めてからにしてください。

厳しいことを言いますが、それが出来ないと今年よりも悪い結果になってしまう

可能性があると思っておいてください。

 

さあ、あなたはどうされますか?

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