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2022卒学生が今やること(簡単に解釈しよう)①

大学生・大学院修士学生の就職活動

<学部3年生・修士1年生 向け>

本来であれば、すでに少しずつ就活準備を進め始めるはずの2022卒の皆さんも「大学が用意したWeb就職セミナーは見たけれど、実際にどう動けば?どう考えれば?分からん!」って人は多いと思います。

たぶん大学から「今はこれをやれ!」って言われているだろう2つのことについて簡単に解釈してみます。まず今日は、業界研究についてです。

業界研究・・・ではなく業界を知ろう!

まずは、業界研究から行きます。ステップに分けていきます。

ステップ1(まずは知ることから始める)

たぶん「インターンシップ選ぶ前に業界研究しておけ!」ってWebセミナーで言われてるかも?ですが、

会社四季報 業界地図2024年版 | 東洋経済STORE
80年超の歴史を持つ『会社四季報』記者が全192業界を分析・展望。いちばん売れている、業界地図の最新版

まずはこれ!「業界地図」ですよぉ~。

「なんだよ、大学からも「これ読め!」って言われてるよ」と思われるかもしれませんが、私はこれでしっかり研究しろとは言いません。とにかく

「こんな業界あるんだぁー(;゚ロ゚)」

「この企業知ってるけど、この業界の企業なんだ(゚o゚;」

ってレベルでも構いませんので、まずは一通り見てください。とにかく皆さんは

” 就職活動初心者 ” ですからまずは「知る」から入る。「知る」を増やす。ことが一番です。どうですか?たぶん実際にすべてのページを見ていったら、今まで知らなかった業界や知らなかった企業がたくさん出てくると思います。まずはそんな業界・企業も

「ふ~ん!?こんなのあるんだぁ~」って心の片隅に置いておくことが重要です。

 

ステップ2(興味が出た業界・企業があったら、より深く)

一応、いろいろな業界や企業を ” 心の片隅 ”に置いたら、次のステップとして、その中で「ちょっとこの業界・企業が気になる」「この業界って何やってるのだろう?」が出てきたらめっけもんです。

企業で「気になる」があったらその企業の、業界で「気になる」があったらその業界の中で自分が見て目立つ企業のホームページに行ってみましょう。例を挙げてみます。

資生堂 企業情報 | 資生堂 企業情報
資生堂の企業情報はじめ、会社案内、主なブランド、投資家情報、サステナビリティ、研究 / 生産、採用情報、投資家情報、ニュースなどがご覧いただけます。資生堂公式企業情報サイト。

化粧品業界の「資生堂」さんです。

最初から採用情報ページには行かずに、まずは本ページをいろいろチェックしましょう。

「会社案内」ページ

CEOのメッセージやこれからの事業戦略、事業概要、事業所の場所等が見えてきます。

「ブランド」ページ

商品展開が見えますが、男性用化粧品もある⇒化粧品業界にも男性社員が必要ということが分かります。

「サステナビリティ」ページ

企業の戦略が書かれています。主に社会貢献・社会共生の活動が書かれていますが、資生堂さんが単純に「社会貢献をする企業」と解釈してはいけません。こういった社会貢献は資生堂さんがビジネスを推進していくのに必要だから行っている、という視点を持ってください。

「投資家情報」ページ

ぜひ「株主総会CEOプレゼンテーション(動画)」をチェックしてください。新型コロナウイルスという社会的危機に対して、資生堂さんがどういう姿勢で事業を行っていくか?がよーく分かります。サステナビリティのところでも言いましたが、CEOのプレゼンの中でも「社会貢献活動」が触れられています。ただそれは「企業価値を守るためのアクション」であることが語られています。

 

また、今後コロナウイルス以外にも様々な世界的リスクが想定されるため、リスクマネジメントに力を入れることや、リスクはあるが、それでもグローバル企業として推進していく、ことがしっかり語られています。こういったCEOの言葉は企業の方向性を示していますので、今は「ふ~ん!?そうなんだ・・・」レベルで構わないので、心の片隅に置いておき、これから先、本格的に業界・企業研究をしていくうえでは、企業のホームページにもいっぱい情報があることを知っておいてください。

ステップ3(業界本で更に詳しく・インターン情報をチェック)

「気になる」を通り越して「もっと深く知りたい!」になったら

図解入門業界研究最新化粧品業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第4版]
図解入門業界研究最新化粧品業界の動向とカラクリがよ~くわかる本

こんな業界本を読んでみるのも良いでしょう。業界本を読みながら、比較するそれぞれの企業(例えば化粧品業界だったら「コーセー」さん、「カネボウ」さん、「ファンケル」さん等)のホームページを見比べて、違いを見つけることを意識してみてください。

そしてもう、この業界について社員の方とお会いしたい。もっと勉強したい。となったらインターンシップ参加に向けてエントリー出してみましょう。

まとめ

たぶん皆さんなかなか情報が無いところで、各就職情報サイトに登録し

「なんだ、もうインターンシップの募集してるよ(@@;)」

と、シャカリキになって自分がエントリーする企業を探している頃なのかもしれませんが、上記でお示ししたとおり、皆さんはまだ ”就職活動初心者” ですから、今は何より

「知る」から入る。「知る」を増やす。

を念頭に活動をしていったほうが良いかと思います。そして夏以降徐々に

「知る」を増やす から 「知る」を深くへ

ビジネスの視点をしっかり持つ

に変化していけば良いのです。それが後々の就職活動に必ず活きていくはずですから。

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