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企業情報は多角的に見るべし!

就活ハンドブック 大学生・大学院修士学生の就職活動
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<新 学部4年生、修士2年生向け>

さあ、明後日から4月に入ります。新型コロナウイルスの影響で行動の自粛要請があったりして大変な就職活動をされていると思います。まさに今年の就活生はこれまでに無かった就職活動のスタイルとなりそうなので、気の毒に思いますが、状況は刻々と動いているので乗り遅れないように頑張っていきましょう。

さて、この土日に私も就職情報サイト上にUPされている「WEBセミナー」の動画を何社か覗いてみました。

アクセスに対し問題が発生しました
アクセスに対し問題が発生いたしました

さすがに、実際に合同企業説明会のブースにて目の前でお話いただく企業説明と比べたら、VTRとして作られている分、説明者の”人間的な部分”が見えにくいな、という気はしましたが、企業毎に特色が出ていましたし、しっかり入社後の働き方等の情報を伝えていただいているのでとても参考になると思います。

ちなみに、説明の内容以外で学生の皆さんにじっくり見ていただきたいのが

(1)説明される社員さんの肩書きや構成

(2)社員さんの服装や説明中の雰囲気

(3)スライドの作り方

 

もちろん事業内容は企業によって違いますし、社員の仕事内容も違うので説明の内容はそれぞれ違うのは当たり前ですが、説明の”内容”以外に企業によって差が出てくるのがこの3点でした。

服装はビシッとスーツにネクタイで割と中核の年代の人事担当さんが説明される企業があれば、普段着のようなラフな格好で説明される企業があったり、しっかりとスライドの内容どおりに話を進めていく企業があれば、入社後数年の若い社員さんを集めて和気藹々に日常勤務の感想を話していったりする内容の企業もあったりします。

それから、特に理系の学生さんならご自身の研究内容をPower Pointを駆使してスライド作成する機会も多いと思いますが、企業毎にスライドの作り方に特色があって、その企業での”仕事の仕方”の一端が出ているようで面白いと思いました。

説明の内容以外に、こういったところからもこれから皆さんが入っていく「企業の社風」の一端が見えていると言えるんですよね。「ああ自分も入社後は毎日スーツにネクタイで仕事することになるのかな?」とか「入社して戦力になるには、個性を活かしてお客さんを振り向かせるだけの仕事上の魅力・スキルがより一層必要になってくるのかもしれない?」とか想像もできるでしょう。まだ企業研究が今ひとつ進んでいない場合は、複数の企業を比較して見ていくようにしましょう。

さて、最近はこういう本も販売されています。

サントリーHD(サントリービール・サントリーフーズ)の就活ハンドブック 2020年度版 (JOB HUNTING BOOK)
サントリーHD(サントリービール・サントリーフーズ)の就活ハンドブック 2020年度版 (JOB HUNTING BOOK)

この本はシリーズ化されていて、大手の人気企業ごとの就活対策本として売られています。中身は、入社した先輩社員達による就活体験談(ESや面接での質問事項もあり)や、属する業界の解説とその業界内での当該企業の事業状況、有価証券報告書も記載され、その他のページは簡単な就活マナーが書いてあったり、SPIの例題が入っていたり、といった内容となっています。いやはや、まるで「就活の赤本」ですね。

この本について私は、これまで否定派だったのですが、今年の就活については「多角的に企業情報を集めるため」として利用することもアリなのかな?と考えています。

しかしながら、中身をしっかり読んで、もちろんこの本だけでなく、企業から配布された資料や、新聞、ビジネス雑誌での特集記事等々様々な情報を客観的に読んだうえで、自分なりの考えを構築していっているのであれば、問題は無いと思うのですが、

ただ単にこの本を読んで、事項をなぞるだけで

「御社は~だから志望しました」

では通用しません。志望企業が行っている事業について自分なりの感想とその企業で自分ができること、近い将来あるいは遠い将来自分が一人前になったときに、その企業でどんなことをしたいと思っているのか?について、しっかり考えてみてください。誰かの言葉をなぞるのではなく、自分独自の言葉で語れるように・・・。

ということで、今日は企業が就職情報サイトにUPしている「WEBセミナー動画」と「就活ハンドブック」等々を利用して、多角的に企業情報を見ていこう!というお話でした。

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