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今年の就職内定は二極化?(8月の段階でどうなった?)

大学生・大学院修士学生の就職活動
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<21卒、22卒 向け>

さあ、8月に入りました。当ブログでは4月の段階で

 

学生も企業も二極化し就活は長期化する!

と想定し「出遅れた学生達も、諦めず頑張れ!」とエールを送ってきました。私の読みどおり現状でまだ採用活動を続けている企業も例年より多くありますし、学生も粘って活動を続けています。

今日は、8月1日時点の状況を見ながら、この先の就職活動について考えていくことにしましょう。

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8月1日時点の状況

内定率は、昨年比10ポイントダウン

まだ、文科省からの正式なデータが無く、リクルート・キャリアさんが発表されたデータを見ていますので、前年(2020卒)と比較した数値の増減だけ見ていきたいと思います。

調査結果を見ると、さすがにコロナの影響で学生も企業も難しさがあったこと、採用を控える企業も一部出てしまったことも手伝い、内定率に関しては、2020卒と比べて学部生で昨年比10ポイントダウン、大学院生で昨年比4.5ポイントダウンしている状況です。

ただし、大卒の求人倍率(これもリクルートさん調べ)については、リーマン・ショックや東日本大震災の影響があった2011~2014年卒ほど下がっていないとのことなので、まだ内定を得ていない学生もチャンスはまだある!と思って頑張って欲しいと思います。

就職活動実施率(内定未取得者)

内定を得ていない学部学生が8月1日段階で就活を続けている割合。こちらは、2020年卒よりも増えています。内定を得ていない学生の9割は8月も就活を続けている、という調査結果になったようです。もちろん学生の頑張りもありますし、各大学キャリアセンターの皆さんのご指導もあると思います。そして、企業も採用予定数に達していないところが多く、まだまだ採用を諦めていないということが言えるでしょう。

私が「学生も企業も二極化する」と言ったのは決して悪い意味ではなく、今年のコロナ禍の就活においてあり得る現象であったから申し上げたまでで、今後も学生は内定を得るチャンスがあるし、企業も学生が行動してくれることで採用のチャンスがあるから選考を続ける、という良い形になったのではないかと考えています。

内定取得企業数および内定保有企業数について

学部学生が2社以上内定取得した割合です。2020卒よりも9ポイント低くなっています。やはり複数内定取得者は2020卒よりも少なくなっていますね。

逆に、内定保有企業数(内定を辞退せず8月も保有している企業数)については、2020卒よりも1.5ポイント上昇しています。2社~4社の内定を得ていながら8月の段階で1社に特定・他の会社を辞退せず、そのまま保有している学生が増えているという結果になっています。学生もまだ現段階では1社に決めきれていないということか?もしくは内定取り消しの可能性を考えて複数企業の内定を保有?しているのかもしれません。

就職活動実施率(内定取得者)

内定を取得しながら、なお就職活動を続けている者の割合。こちらの割合も2020卒より増えています。上記のとおりまだ企業を決めきれていないのか?内定取り消しの保険を掛けているのか?分かりませんが、とにかく8月以降も学生の動きはありそうですね。

学生および企業のこれからの動きについて

学生のこれからの動きについて

上記8月1日時点の状況にありますとおり、未内定者、内定取得者、問わず就職活動を続ける学生はこれからも一定数いるでしょう。しかし、複数内定を得ている学生の企業への内定辞退連絡が2020卒よりも遅れることが懸念されます。

また、このコロナにおける国内の状況を鑑み、公務員も併願しているとなると、尚更内定辞退が遅れる者が多くなると考えています。

企業のこれからの動きについて

以前の投稿内容と被りますが、やはり知られてないけど優良なB to B企業には厳しい選考活動になるかもしれませんね。特に学生とキャリアセンターの接点が少ない場合は、学生が視野を拡げる機会が無く、エントリーが増えない企業も多く出てくることが懸念されます。その場合もしかしたら、採用予定人数に達しないまま今年の選考を打ち切る企業が増えてしまう可能性もあるのではないでしょうか。

学生は行動力と迅速性を重視!

これからは行動力と迅速性が物を言う!

とにかく、企業が選考を続けていてくれるうちに、しっかり情報を集め、自分が「この企業ならやっていけそうだ!」と思ったら、即エントリー~面接。と繰り返していくことを自分が納得する内定が得られるまで続けていくことです。

ネットやキャリアセンターで様々な情報集め、ES添削してもらったり、面接が不安なら練習もしてもらう、すべて行動力が必要ですし、しかもこの時期ですので、こういった行動を迅速に行っていく必要があります。

内定が幾つか出たら、一度立ち止まって考える

この時期まで、しっかり就職活動を頑張って続けてきた人達は、そろそろ内定が幾つか出てくる頃だろうと思います。もちろんそれでも続けて選考を受ける人もいるとは思いますが、一度立ち止まって内定を出してくれた企業をしっかり見つめ直すことも重要です。闇雲に動きすぎると逆に自分が何を基準に企業を選べば良いか?が分からなくなってしまうこともあります。

やっぱり来年に回さない方が良い

4月のときと同じ考えですが・・・

やっぱり2021卒は、今年決めちゃった方が良いと私は考えます。

それは2021卒と2022卒の就活が全く違うものになりそうだからです。たぶん2022卒が選考を受ける来年は、企業側がガラリと選考の方法を変えてくることも考えられ、サマーインターンを含め、何を重視してくるか?誰も予想付かないからです。

そしてすでに、2022卒はサマーインターンに動き出している(2021卒よりも積極的に活動しているかも?)ことを考えると、2022卒に対しても後れを取ることになるかもしれない。

また、来年の国内の動きが不透明な現状を考えれば今年就職活動を受けられる人は、今年決めちゃったほうが良いと未だに思うのですよね。

 

とにかく、2021卒の学生は「こんな時期に就活している人なんていないですよね?」なんて思わないで、まだまだ頑張っている仲間はいっぱいいるんだ!と思って頑張って欲しいです。

そして、2022卒の学生はまず自大学のキャリアセンターからの情報をしっかり得ること。それ以外にも例えばtwitter上に企業の採用担当さんからの情報もありますし、企業のサイトにも秋以降のインターン募集等情報が出てくる頃ですから、まず多角的に情報を得ながら行動していくこと、まだ来年の選考がどうなるか分かりませんから、来年を憂うよりも今をしっかり!が一番であることを申し上げて、今日の締めとしたいと思います。

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