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23卒のこれからの就活で必要なこととは?

大学生・大学院修士学生の就職活動

今日は、就活を続ける23卒の方へ向けて、これからの就活で必要なことをお話

していきたいと思います。

23卒を採用したいと思っている企業はまだまだ多いので、焦る必要はありません。

これまでの就活の反省点を活かして、少しずつでも活動を続けていきましょう。

 

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自分のエピソードについて

ガクチカでも自己PRでも、自分をアピールする際のエピソード選びで悩んで

いませんか?

 

「自分には、『これ!』ってエピソードは無い」

「どうしても、他人と比べてしまい、自分のエピソードは出しづらい」

「頑張ったエピソードはあるけど、結果が出てないから出せない」

「コロナで何も出来なかった」

 

って悩んでいる人も多いと思います。そんな皆さんへエピソード探しについて

ポイントをお伝えします。

 

① 他人のエピソードと比べるな

白紙のボードを比較している人のイラスト(女性)

他人のエピソードや、ネットに出回っているエピソードの例文と比較しても

意味がありません。企業は「あなた」を知りたいのです。他人と比較する意図で

エピソードを聞いているのではありません。

むしろ、あなたが「これは自分にとっては頑張ったエピソードだな」と実感する

話を、自身で深く掘り下げて話してくれた方が、自分も話しやすいし、企業も話を

理解しやすいのです。

 

② 最終結果が出ていなくても大丈夫

優勝盾のイラスト

「ここまで頑張ってきたけど、結果が伴ってないからエピソードにできない」

と言う人がいますが、最終結果が出ていなくても良いのです。

何度も言いますが、企業の皆さんはエピソードの結果の優劣を見ているわけでは

ないのです。

 

逆に「なぜ始めたのか?」から「なぜ頑張れたのか?」「苦しい時はどうしたか?」

「今、振り返ってどんな力を得られたと思うか?」「今後どうしていきたい?」

といったエピソードを実行した中で起こった考え方行動した中身行動の中で

実行したアイデア、行動したことで気付いたこと今後の方向性を振り返ること

のほうが重要です。

 

あなたの思考や行動パターンが自社に合う人なのか?を企業は見ているので、

エピソードが完結せず中途の結果で終わったとしても、上記を自分で振り返り

説明することで、話せるエピソードにできるのです。

 

③ 大学時代のエピソードが無いなら中・高に遡れ

ゴールへのシュートのイラスト(女子サッカー)

皆さんの大学時代は、コロナ禍で大変な学生生活だったと思います。

もちろん、その苦しかったコロナ禍での学生生活の中でも頑張ったエピソードは

あったと思います。コロナ禍で苦しい中、何かを頑張ったことについては、社会人も

聞きたいのです(社会人も苦しくて、何も出来なかった人が多かったですから)

派手ではなくても良いので、思いだしてみてください。

 

「いずれにしても、大学時代は何も無い」って人は、ちょっと中・高校生に自分が

頑張ったこと、力を付けたことを思いだしてみてください。

中・高校生のときのエピソードを思い出すことで「そういえば今も、このとき付けた

力を伸ばそうと頑張っていたっけな」とか「この頑張りは派手じゃ無いけど、今も

続けているな」とか、自分では当たり前で忘れていた頑張りを、中・高校生の自分を

思い出すことで改めて気付くこともあります。ぜひチャレンジしてください。

 

企業の見方について

たぶん、これからの就活であなたが出合う企業は、初めて名前を聞く企業だったり

名前は知ってても、詳しく知る企業ではない、というケースがほとんどと思います。

それほど新卒の学生を採用したい企業は多いですし、これからもどんどん選考の

情報が出てくるでしょう。

 

ただ、今後はエントリーして説明会に参加したらすぐに選考開始になると思って

おいてください。なので、たとえわずかな時間でも、効率的に企業研究を行い、

企業への熱意を伝え、自分がマッチする人間だと説明できるようにしないと

選考に通過できません。

 

では、説明会から志望動機を作るまでどうしたら良いか?ポイントをお伝えします。

 

① その企業のどこに興味・関心をもったのか?を自覚する

説明会に出席し、履歴書を出し、面接を受けよう、としているのですから、あなたに

とっては他の企業とは違うわけですよね。なぜその企業に興味や関心をもったのか?

考えてみましょう。「人事担当者の人となりに惹かれて」ではなく、事業内容や

自分が就くことになりそうな職種への興味・関心で考えてみてください。

 

② 同業他社と比較し、強みや今後の課題を考えてみる

一番企業を理解しやすいのは、同業他社と比較することです。比較して自分が

受けようとする企業はどんなところが強みなのか?どんなところに課題があるのか?

を考えてみてください。

企業のホームページを見比べるだけでも、何か掴めると思います。

 

③ 以前に似た企業を受けたなら、比較してみよう

以前に同じ業界や同じような事業を行っている企業を受けた経験があるのなら

その企業についてある程度研究しているはず。その企業と、今度自分が受ける

企業を比較して、強みや今後の課題を考えてみてください。

 

④ その企業で働く「自分」を考える

その企業の強みや今後の課題、今後の方向性等を知ることが出来たら、今度は

自分がその企業で何をしたいのか?目標は何か?を考えてみましょう。

自分が、その企業の、その職種で働くことをイメージしてみるのです。

 

⑤ 企業と自分とを結びつけてみる

自分の興味・関心を考え、企業の強みや課題を見つけたら、今度は企業と自分を

結びつけてみることです。過去の経験、活かせる能力、大学での専攻、問題意識

等を振り返って、「こんな私だから、貴社に応募するのだ!」を形作るのです。

 

⑥ 選考途中でも企業研究は進める

履歴書やESを提出してからも、常に企業研究は進めてください。早い段階の面接で

得た情報も企業研究にプラスし、最終面接に活かすわけです。

最終面接に進むにつれ、志望動機をブラッシュアップしても良いのです。

 

⑦ 考えるときは「自己肯定感」を上げて考える

これ、かなり大事です。誰しも自分のしてきたこと、自分の能力に対し

100%自信を持っている人は少ないと思います。誰かと比較してしまったり、

比較せずとも自信が無くなって、良いエピソードがあっても、引っ込めてしまう

人も多いものです。

ただ、就活で自身のことを考えているときや、企業のことを調べるときは

はったりでも良いので、自信を持って振り返ったり考えたりしてください。

 

「自分のしてきたことは、企業の方にも理解してもらえる!」

「自分の企業研究は、学生の考えとして的を外していない!」

 

と意識しながら行うと良いでしょう。

それでも迷いがあるなら、自分の考え方をしっかり聞いてくれて、面接テクニックに

走らない社会人に相談すると良いと思います。あなたの近くであれば、一番良いのが

キャリアセンターの相談員です。

 

もし、キャリアセンターに行きづらい、という方がおられたなら、キャリアセンター

の考え方を踏襲している私も相談に乗りますよ。

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