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22卒で就活出遅れた人へ ②(コロナ禍のガクチカ作り)

大学生・大学院修士学生の就職活動

<22卒 向け>

今日は、就活に出遅れた人に向けて「コロナ禍における『ガクチカ』の作り方」というお話をしていきたいと思います。

 

なぜここで「コロナ禍における・・・」としたのか?を次項で見ていきましょう。

 

 

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なぜコロナと『ガクチカ』が関連するか?

面接でコロナ禍における学生の生活を聞きたいのは?

新型コロナウイルスで、多くの企業が影響を受けています。企業だけでなく、官庁・自治体や大学等教育機関、各種法人も同じです。

 

新型コロナウイルスで社会が影響を受けた内容

人の移動が無くなったことによる減収・減益(外食・航空・旅行業等)

人の移動が無くなった生活様式に合わせる商品展開(各種業界)

コロナ対策という新しい仕事(官庁・自治体、大学等教育機関)

テレワークという新しい仕事の登場

逆に「テレワークできない働き方」という問題

テレワークが浸透することで、既存のオフィスにかかる管理費の問題

 

 

ほんの数例だけ挙げてみましたが、新型コロナは、我々が生きる社会を完全に変えてしまいました。そしてもしもコロナが今後収束したとしても、また元の社会には戻らない、と言えるくらいの変革になったのです。

 

これからは、企業も官庁も自治体もどんな分野であれ、この「変革の流れ」に乗り、生き抜いていかないといけないのです。

 

これからの社会に求められる人材

そんな時代を生き抜くために、各採用担当者はこう考えているはずです。

 

「このコロナ禍~コロナ後、そしてそれ以降、社会が変革していくときに、社員として変革を怖がらず、アイデアを考え、行動してくれる人が欲しい」

 

そのため、新卒学生の採用面接では「コロナ禍でどう学生生活を過ごしてきたか?」を聞くことが、大きなテーマとなったのではないか?そして一番内容を含めて聞きやすいのが『ガクチカ』であろう、と私は考えているのです。

 

コロナ禍の『ガクチカ』について

『ガクチカ』の構成を確認しておこう

ここで簡単に『ガクチカ』の構成について確認しておきましょう

 

(1)どうしてその『ガクチカ』を行おうとしたのか?

(2)取り組んだことにどうアプローチしたのか?考え方は?

(3)実際に何をしたのか?困難を乗り切ったことは?

(4)取組に際し、誰かと一緒に行ったのか?単独で行ったのか?

(5)頑張ったことを今後にどう活かしているか?今後の課題は?

 

こういった事項をしっかり整理し伝えていくことが必要です。

 

コロナの影響を体感していたら・・・

コロナが『ガクチカ』の直接の原因でないとしても、上記の『ガクチカ』の構成(1)~(5)のタイミングのどこかでコロナの影響を受けたとしたら

 

・そのコロナの影響の中でどう考え動いたのか?

・コロナの影響下で頑張り、そこから得られたもの、課題として残ったものは何か?

・今後課題をどう克服していこうと考えているか?

 

を整理してみてください。ただし『ガクチカ』の本題とコロナの影響を整理するのが難しい場合は、無理せず『ガクチカ』の本題で勝負したほうが良いと思います。

 

『ガクチカ』とコロナの影響が無関係だったとしたら

上記のとおり、『ガクチカ』の一連のエピソードがコロナと無関係で、コロナを入れ込むと混乱する場合は、無理して入れ込む必要はありません。

ただし、面接や人事担当者との雑談の場では「この1年間、コロナで学生生活に影響ありましたか?」という質問は必ずと言ってよいほどされるはずですので、この1年間の自分を振り返って、しっかり答えられるようにしておいてください。

 

まとめ

面接官に限らず、社会人は日常のニュースをしっかりチェックしています。コロナの影響により大学での授業がリモートになってしまったり、サークル活動等も制限されていたり、アルバイトも雇い止め等で苦しい思いをする学生が多い、ということも面接官は知っています。

 

だから、面接で学生と対峙したら「この学生は、1年間のコロナ禍の中で、どんな学生生活を行ってきたのだろう?それを聞いてみたい」という思いはあるだろうし「コロナが原因の『ガクチカ』もあるだろうな」とも考えているはずです。

 

どこかのタイミングで必ずと言って良いほど聞かれると思いますので、ぜひ自分でこの1年間を思い出して、しっかり伝えられるようにしておいてください。

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