<21卒学生 向け>
来週から6月。ついに大手企業の最終面接が始まっていきます。
さて、現在就活している人達の状況は以下のような感じかな?
(1)すでに内定企業あり、そこでも良いが、本命企業を6月に受ける。
(2)内定企業はあるが、正直行く気はない。6月も選考受けるけど厳しい・・・。
(3)すでに数十社受けてるが内定なし。6月も正直勝算なし。もう就活辞めたい。
(4)完全に出遅れて、選考受けたのも数社。もちろん内定なく、諦め気分・・・。
(1)の人は、目標もあり、とりあえず入社しても良いと思っている内定先を得ているから、安心して次に進めるが、(2)~(4)の人は、厳しいですよね。
そこで私が提案するのは、今こそ大学キャリアセンターを活用しよう!!です。
なぜ「今こそキャリアセンター!」なのか?
なぜ私が「今こそ大学キャリアセンターを活用しよう!」と訴えているか!?というと。
その大学の学生のことをよく知っているから!
これは実に強いです。そして「学生を知っている」ということは
どんな学生がすんなり内定を決めて、どんな学生が苦戦するのか?を熟知している。
苦戦する学生へ対処して、内定を取らせる方法を知っている。
この2点が長けているのです。
どう活用するのか?
今はまだ、入校制限している大学も多いので、キャリアセンターの活用も限定的ではありますが、ちょっと工夫すれば有効に作用してくれます。
下記に活用の方法と、活用する際の注意点をまとめてみます。
Web就職相談
上記(2)~(4)の人達はとにかく、何か悩み事や分からないこと、があったら頼りにするべし。
悩みを相談することで、自身の考えを整理できる
これは、とっても有効!人はネガティブな思いのまま悩むと、そのままネガティブな方向に引きずられ、どんどん迷いや不安が増大してしまいます。そんなときは学生支援の能力を持ったキャリアセンターの職員に相談することが一番です。
自身の就活方法の欠点を指摘してくれる
キャリアセンターで相談を受ける際の注意点は、自身のこれまでの就活の状況をまとめておき、説明すること(いつ頃から就活準備を始めて、いくつ企業の選考を受けて、いつも落とされるのはES?一次面接?等々)。
この情報があれば、キャリアセンターはこれまでの行動の欠点や、今後の対処方法を教えてくれます。
ES添削を依頼すれば、その後Web面接練習にも繋がる
今後提出予定のESを用意し、添削を依頼すれば、その後でWebの面接練習をする際も、あなたの情報を把握しているので、より確かなフィードバックをもらえる。
また、ES添削を依頼するときの注意点は、受ける企業の情報(説明会でもらったパンフレットの写し等詳細な情報)も何らかの方法で送付しておくと良い。
企業の採用情報が手に入る
特に上記(2)~(4)の学生には、もしかしたら6月以降も大学に届いた企業からの募集案内の情報をもらえる可能性もある
キャリアセンター主催のWebセミナーや企業説明会等の情報が得られる
その大学の学生の採用実績がある企業を集めて、キャリアセンター主催のWebセミナーを開催している場合もある(宣言解除になれば、学内で企業説明会が開催される場合も?)。
そういう機会に、今まで知らなかった企業を知り、内定⇒入社を果たした先輩も多い。
複数内定取得者の相談にも応じてくれる
上記(1)の学生のように複数内定を持つと、「オワハラ」に逢ったり、内定辞退をどのように行えば良いか?悩むことがある。こういった事例をキャリアセンターは承知しているので、対処方法を教えてくれる。ぜひ相談しよう。
Web模擬面接
ぜひ受けて欲しいのが、キャリアセンターで実施している「模擬面接」だ。
受ける企業の本番さながらの状況で練習できる
もちろん、受ける企業に提出したESと受ける企業の情報(パンフレット等)を事前に送付しておくこと。キャリアセンターの面接官は当該企業の面接官に成り代わって、学生を見てくれる。もちろんフィードバックもしてくれる。
<注意点>
フィードバックを自身で修正する時間も必要なので、面接練習~本番までの期間をしっかり開けておくこと。
できれば自身で面接の状況を録画しておくと良い。自分を客観的に見るとフィードバックされた点を認識するのも早いし、自身ですぐに納得できる。
また、もし今後”対面面接”が想定される場合、Web上でも上手くカメラを利用して、入室⇒着席⇒面接開始⇒退室までの流れで面接練習させてくれるかもしれない。要相談!
まとめ
以上、大学キャリアセンターを活用するのが良いか?を書いてきました。私もこれまで何年も学生達の就活を見てきましたが、内定が取れる学生に3つのタイプがいました。
1.キャリアセンターに頼らなくてもしっかり希望の内定を取れる優秀タイプ
2.キャリアセンターの機能の中で必要なところを利用して希望の内定を取れる
要領良いタイプ
3.苦戦していても、キャリアセンターを頼って対策し、希望の内定を取れる努力タイプ
1.のタイプであれば何も問題ありません。ひょっとしたら「オワハラ」への対処も心得ているのかもしれませんし。ただ就活生は2.と3.のタイプがほとんどだと思います。
そして逆に、内定取れないタイプは、キャリアセンターも利用せず(存在さえも気がついていない)、一人で悩んで、一人で立ち止まって、改善点も見つけられないまま就活を終えてしまうという学生。
こうなってはツマラナイですよね。まずは自身の大学キャリアセンターへ電話orメールで連絡とってみましょう!
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