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企業研究は「量」と「質」が重要!!

大学生の就活 面接編
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<学部4年生・修士2年生 向け>

 

昨日は「短期集中自主トレーニング」という、たいそうな内容の記事を書きましたが(^^ゞ、現在苦戦している人、遅れている人がリカバーする時期はまさにこの二週間が起点になるだろうと考えて提案しました。

 

今日は、なかなか難しいであろう

『企業研究』

について書いてみます。特に今年は対面での企業説明会も軒並み中止、OB・OGに会う機会も作れず、企業研究を行うのが難しい状況にあると思います。そもそも「企業研究」のやり方自体があやふやである人も少なくないと思いますので、少しおさらいの意味も含めて。

まずは、自分の今いる「立ち位置」を認識する

今の自分の立ち位置(レベル)がどこにあるか?をまず考えてみてください。

「企業なんてまったく見てないし、考えてもいない」

今の時点で、こんな人はそれほど居ないと思いますが念のため。

まず、この人達は業界・企業を知る(量を増やす)ってところからスタートです。

「会社四季報」業界地図 2020年版
「会社四季報」業界地図 2020年版

まずは「業界地図」くらいはお持ちだと思いますが、これさえもお持ちでない場合はすぐに購入してください。そして様々な業界が掲載されていますので、その中で気になった業界について調べてみます。

 

ネットの検索エンジンも使います。自分が気になった業界や企業を入力して、もう片っ端から知っていくことからスタート。気になった企業が出てきたら企業HPをチェックしたり、登録している就職ナビに企業紹介動画等があればチェックします。志望度が上がってきたら、エントリーするのも良いでしょう。

 

これかな?って業界はあるけれど・・・

業界は見つけられてるけど、業界内のリーディングカンパニーくらいしか見てない志望業界が増えないって人もいるでしょう。

 

上記のとおり、名前の知っている企業から縦に拡げて競合他社を見つけたり横に拡げて同一業界の関連企業を調べてみます。

 

例えば、化粧品メーカーの「コーセー」さんに関する「縦」「横」です。「縦」は「資生堂」さんや「花王」さん等の大手企業から中小の企業さんまですぐに出てくると思います。「横」については、上記の図だと「コーセー」さんに関わる原料の取引先の可能性として例を記載してみました(あくまで可能性なので、詳細はご自身でお調べください)。

 

今度は、業界を横断して「横」を考えてみます。化粧品業界の「コーセー」さんに関連のある「他業界」として卸売業の業界や小売業の業界を挙げています。

このように、同一業界での「縦横」、他業界への「横」の企業の発見により、業界内が拡がりますし、他業界にも拡がります。もしかしたら自分の志望が他業界にあるかもしれない・・・という新たな発見になるかもしれません。

 

ある程度複数業界と複数企業は見つかったが、深まらない

もしかしたら、この段階の人が多いのかもしれません。まずは上記の立ち位置の人達と同様に「縦」「横」で業界や企業を比較することももう一度やってみてください。

 

「量」が増えたら今度は「質」「自分が活躍できるか」の視点で見ることが必要です。

 

企業は、上記の黄色い箇所にある人を求めています。そして黄色い箇所の人である根拠も求めてきます。

「Will」については、本当に自分がやりたいこと、なりたい姿がその企業にあるのかどうか?を考えることが必要です。企業研究が足りずに自分のやりたいことがその企業に無いのに志望しているケースも多いので、よく検討してください。

「Can」については、自己分析が必要です。自分がこの企業でできることは何か?この企業に入ってどんな貢献ができるか?を自己分析で見つけた自分の特性・性格・スキルと、企業の「働き方」を照らし合わせて考える必要があります。その際に気をつけたいのは「お客様目線」ではなく「ビジネスの目線」で自分を見ることです。

「Must」についてが一番大事かもしれません。企業は新卒学生に何を求めているか?ただ単にHPの人事担当者のメッセージや社長のメッセージだけを見て判断するのではなく、Web説明会や、できればOB・OGと繋がって、企業が求める人材像を細かく調べる必要があります。

 

ヒントはこういったところにもあります。できるだけ多くの媒体から情報を統合して、自分なりの企業研究を行ってみてください。

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