<22卒 および23卒以降 向け>
今まで、「ワールドビジネスサテライトからの企業情報」としてブログUPしてきましたが、今日からは標記の題名でニュースの中に出てきた企業に関する情報をUPします。
今回は、3月15日(月)、16日(火)、17日(水)放送分についてです。
3月15日(月)放送分
ユニ・チャーム、新卒採用にAI活用
・ユニ・チャームは2022年4月入社の新卒採用で人工知能(AI)を活用する。応募者による自己PR動画をAIが分析し、対話能力などの評価を合否の参考にする。
・不合格となった学生に対しても、理由を伝えて今後の採用活動に役立ててもらう。同社には例年、数千人の学生らが応募する。AIシステムの導入で採用担当者の負担軽減につなげる。
→(確かに、採用担当者の負担軽減にはなるのですが、採用担当者だけでなくゆくゆくは社員全員が「人を見る目」をAI頼みにしてしまわないか?心配になりますね。「人を見る目」は差新卒採用時だけでなく、仕事をしていくうえでは退職するまで必要なものですからね。)
HIS79億円赤字
・旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が15日発表した2020年11月~21年1月期連結決算は、売上高が前年同期比80・5%減の388億円、純損益は79億円の赤字(前年同期は21億円の黒字)だった。
・また11月に予定していた持ち株会社制への移行を中止すると発表した。コロナ禍で早期の業績回復を図るには、現行の経営体制を当面維持することが必要だと判断した。
→(航空業界とともに、旅行業界は厳しいですね。コロナの終息とともにいくらか浮上してくると考えられますが、これまでと同じ業態では衰退していくでしょう。如何に新しい業態を盛り込むことができるか?アイデアが必要になってくると思います。)
三井住友銀行の高齢者向けサービス
・三井住友銀行は、高齢の富裕層を対象に、専任のコンシェルジュが、金融以外のサービスも仲介する定額制のサービスを始めると発表した。
・遺言信託などの金融サービスに加えて、健康相談や、水回りのトラブルなどが発生した場合の出張サービス、家事代行なども仲介する。
→(銀行の業態が変わっていく一つの形ですね。今回は個人の客層に向けた新たなサービスとして始めるもの。これまでのような現金のやりとりや資産の運用だけでない業態が必要となってきているということです。)
ダイソー、「脱100均」店開店へ
・100円均一ショップ「ダイソー」を運営する大創産業が今月26日に330円から1,100円の価格帯の店を東京渋谷にオープンすることが分かった。
・新たな店名は「スタンダードプロダクツ」で従来のダイソーの商品では見られなかったような素材や色の統一感に加え、デザイン性にこだわったタオル類や食器類など、およそ1,300品目を展開する。
3月16日(火)放送分
住友商事、脱炭素へ新組織
・住友商事は、脱炭素関連で次世代事業を創出する専門組織を新設すると発表した。水素や蓄電池、バイオマス燃料事業など各部門に分散していたチームや案件を集約する。
・組織横断型にすることで、イノベーションにつながる意思決定を早くする。成長分野として新組織に経営資源を投入し、収益基盤に育てる。
・新組織での取り組みは、5月発表予定の新たな中期経営計画のなかで重点施策に据える。世界的なエネルギービジネスの急速な変化に対応するとともに、脱炭素を商機ととらえて事業化を急ぐ。
セイコーエプソン、21年度中に再エネ100%
・セイコーエプソンは16日、国内の工場や事業所で使う電力を2021年度までに全て再生可能エネルギーに切り替えると発表した。国内大手メーカーで再生エネ100%への切り替えは初めて。
「転勤回避権」管理職に、三菱ケミカル
・三菱ケミカルは4月、管理職約5000人を対象に最長6年間は転勤を回避できる制度を導入する。希望すれば現在勤める都道府県以外への転勤を避けられる。
・同社は人事異動のポストを原則公募制で決める方針で、勤務地も社員の意思で決まりやすくなる。優れた人材の確保に向けて、育児や共働きなどで転勤の負担が大きい社員に配慮する動きが産業界で出てきた。
星野リゾート、京都で3ホテル開業
・星野リゾートは、今年中に京都市内で3つのホテルの営業を開始すると発表した。開業するのは「OMO」という「星のや」につづく星野リゾートブランドのホテルで宿泊料金は1泊4,500円からを予定している。
・近くにある寺や飲食店を独自に紹介する地図などのサービスで工夫を凝らす。当面は新型コロナの影響から国内客の利用を見込んでいる。
3月17日(水)放送分
携帯格安ブランド、サービス開始
・ソフトバンクは割安な新ブランド、「LINEMO」のサービスを開始した。「ラインモ」は、データ容量20ギガバイトで月額2,480円とする料金プランで、対話アプリのLINEが、データ容量を消費せずに使えるのが特長。
・KDDIは23日、NTTドコモも26日に格安プランを開始する。
日立、米ワシントンの地下鉄車両を受注
・日立製作所は、アメリカ首都ワシントンでの地下鉄車両に関する大型案件の受注を発表した。鉄道事業を手掛けるグループ会社がワシントン首都圏交通局から地下鉄の車両最大800両をおよそ2,400億円で受注したと発表。
・日立は、イギリスやイタリアでも車両を提供するなど海外展開を進めているが、鉄道事業における北米の割合は1割ほどとなっている。
・今後、アメリカでは買い替え時期を迎える車両が増えるとみていて、バイデン政権によるインフラ投資も視野に入れ、アメリカでの鉄道事業をさらに拡大したい考え。
3月15日(月)、16日(火)、17日(水)放送分は以上です。
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