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企業研究に役立つ、ニュースからの企業ネタ(4/12,13,14放送分)

大学生・大学院修士学生の就職活動
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<22卒 および23卒以降 向け>

4月12日(月)、13日(火)、14日(水)にテレビ東京 ワールドビジネスサテライト(WBS)で放送された中にあった企業に関するニュースを取り上げます。

 

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4月12日(月)放送分

ビール系3月販売、前年比増も低水準

・ビール大手4社が12日発表した3月のビール系飲料の合計販売量は前年同月比でほぼ横ばいだった。13カ月ぶりに前年同月を上回ったが、コロナ禍の影響がなかった19年3月と比べると13%減で、依然として低水準にとどまっている。

・企業別ではキリンビール(数量ベース)が3%増と9カ月ぶりにプラス。アサヒビールは2%減(金額ベース)。サントリービール(数量ベース)は横ばいにとどまった。サッポロビール(同)は1%減だった。

 

→(ビール販売については「家庭向け」「飲食店向け」それぞれ考えなければいけません。4社それぞれに特徴があり、社員になったら販促の方法も違いますので、どう違うのか?を理解しておきましょう。とはいえ、コロナ禍で今は「家飲み需要」の争奪戦となっていることも頭に入れておきましょう。)

 

東急不動産、社内炭素税を導入

東急不動産は2025年までに社内炭素税を導入する。各事業部門で排出する二酸化炭素(CO2)量を金額換算して見える化する。

・社内意識を高めて排出量の具体的な削減策の実行につなげるほか、実際に社内炭素税を資金として回収し、低炭素事業に投資する手法も検討する。

 

日本コカ・コーラがサブスク開始

日本コカ・コーラは自動販売機を使った飲料のサブスクリプション(定額課金サービス)を12日から始めた。

・月額2,700円で、自動販売機にスマホアプリをかざし1日1本、ドリンクを選ぶことができるというもの。

・全国34万台の自動販売機で対応し、消費者が自動販売機を利用する機会を増やしていきたい考え。

 

→(コロナ禍で、飲食にもサブスクが増えてきましたね。日本コカ・コーラは自販機を使ったサブスクですが、今後別の形のサブスクも出てくるように思います。いずれにしても社会の流れを日頃からしっかり掴んでおかないと、こういったサービスを定義することは出来ないということです。)

 

4月13日(火)放送分

紀文食品、東証一部上場

・水産練り製品などの製造・販売を手掛ける紀文食品が13日、東証1部に上場した。初値は公開価格を111円(9.6%)上回る1271円だった。

・同日開いた記者会見で堤裕社長は「創業100周年を視野にグローバル展開を進める」と語った。

 

カプコン、サイバー攻撃対策を公表

カプコンは、不正なサイバー攻撃に対するセキュリティー対策を公表した。不正アクセスの常時検知システムの導入やセキュリティ対策室の新設に加え、専門家らでつくる監督委員会を定期開催する。

・最初に攻撃を受けたのは20年10月で、北米の現地法人(カリフォルニア州)の旧型サーバーが標的となった。同サーバーを経由して現地法人の一部機器から情報が盗まれたほか、11月1日には米国や日本国内の機器がランサムウエア(身代金要求型ウイルス)に感染し、ファイルを暗号化された。

・個人情報の流出は顧客や従業員など1万5649件に上ったが、クレジットカード番号などの流出はなく「被害等は現時点で確認していない」としている。

 

→(昨年、割と目立った「サイバーテロ」。身代金目的のものが多くなり、企業にとっては痛手となります。カプコンも昨年被害に遭いましたが、今回発表された対策が有効であるかどうか?注目していきたいと思います。)

 

パソナグループが営業最高益に。

パソナグループは13日、2021年5月期の連結営業利益が前期比65%増の175億円になりそうだと発表した。従来予想(42%増の150億円)を上回り、過去最高益になる。

・新型コロナウイルスの感染拡大で業務効率化を進める企業が増え、間接業務を請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業が伸びている。

・コロナにより、逆に旅行や飲食業界を中心に人材派遣や人材紹介が苦戦したが、コールセンターなどを外部委託し業務を効率化したい企業が増えた。業績悪化に伴い希望退職者を募る企業も増加。再就職支援事業が好調に推移した。

 

佐川急便、配送車両に中国製EV

・宅配大手の佐川急便が東京のベンチャー企業と開発中のEV(電気自動車)の試作車を公開した。車両の製造は中国のメーカーが行う。

・佐川は、およそ7,200台ある配送用の軽自動車を2030年までに全てEVに置き換える計画で、このEVは来年9月から導入する予定。

 

→(やはりフルEVの小型車や小型貨物車の開発で、日本は立ち後れていることが分かりますね。これから小型から大型に至るまで貨物のEV化も必要になってくるでしょうから、国内メーカーは乗り遅れないようにしないといけません。)

 

4月14日(水)放送分

東芝、車谷社長の辞任を発表

東芝は、車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)が同日開いた取締役会で辞任したと正式発表した。後任は綱川智会長が社長とCEOを兼務する。

・アクティビスト(物言う株主)との対立が深まり、指名委員会も交代を促していた。英ファンドから買収提案を受けるなど東芝の経営は迷走している。

 

ソフトバンクグループ、米AI企業の調達主導

ソフトバンクグループは人工知能(AI)アプリに利用するハード・ソフトウエア開発を手掛ける米サンバノバ・システムズに出資する。新たな資金調達を主導し、他の投資家の出資分も含めた金額は6億7600万ドル(約730億円)となる。

・サンバノバは米スタンフォード大学の教授らが2017年に設立した。AIの能力を増強し、データセンターなどの能力を高めるシステムを手掛ける。

 

北海道の鮮魚を新幹線でお届け。JR東、等

JR東日本などは、北海道と東京間で新幹線を活用した鮮魚などの定期輸送を15日から始めると発表した。新幹線物流で輸送した商品はこれまで駅ナカ施設での販売が主だったが、駅構外の飲食店などへも配送する。

・JR東と子会社のジェイアール東日本物流JR北海道の3社が連携して配送を行う。配達先の範囲も広げ、新幹線物流を加速させる。

 

星野リゾート、都市型観光に照準

星野リゾートは、観光客に照準を合わせた都市型の観光ホテル「OMO」の出店を拡大すると発表した。まずは今春に京都市、沖縄県那覇市の2カ所でオープンする。

・経営難のホテルの運営も引き継ぎながら、全国規模で出店を検討する。出張客や訪日客の減少で都市型ホテルの経営環境はリゾートよりも厳しいが、新型コロナウイルスの収束後も見据えて、逆張りの拡大戦略で先手を打つ考え。

 

→(JR東日本の施策もそうですが、この星野リゾートの施策も、コロナ禍で大打撃を受けた運輸・観光業の逆襲の始まりと見てよいと思います。こういった経営戦略も企業研究の一部として見ていきたいですね。)

 

外食で赤字決算相次ぐ

リンガーハットは今年2月までの1年間の決算を発表し、87億円の最終赤字となった。不採算店128店の閉鎖や新型コロナ感染拡大による営業時間の短縮などの影響を受けた。

サイゼリヤも今年2月までの半年間の決算で5億円の最終赤字となった。ただ、今年8月までの1年間の業績見通しは時短営業に伴う協力金33億円を計上することなどで、10億円の黒字に上方修正している。

 

 

4月12日(月)、13日(火)、14日(水)放送分は以上です。

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