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今からでも「自分で考えるクセ」を付けて!!

大学生の就活 面接編
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この話題は、特に学年を問いません。

私が「この学生優秀だな!」と思うのはただ学力が高い学生ではなく、話していて「あっ!この学生しっかりした情報収集が出来たうえで、しっかりした考え方を持ってるなぁ~」と感じ取れる学生です。そんな学生と話していると、とても楽しく、また逆にこちらの頭脳を総動員しないと彼らの、考えるスピードの速さ深さ、について行けないくらいなものを感じ、こちらも「日々勉強だぁ!」と思ってしまうものがありました。たぶん企業の人事担当者さん達もそんな学生であれば採用したいのではないでしょうか。

さて、昨年の夏に思い立っていろいろな大学のオープンキャンパスに参加してみました(まあ自分の勉強のためもあって・・・)。その中で、ある大学のオープンキャンパスで見た学生について書いてみたいと思います。

その大学は「リベラルアーツ」を教育の理念に置いていて、少人数参加型教育を推進している大学です(もしかしたら、すでにどこの大学か?お察しの方もいますよね)。

その大学の保護者向けガイダンスに出てみますと、他大学とは違って大学の教員や職員の他に一人の学生を登壇させておりました。

教員はその学生に大学生活を聞いていくインタビュー形式をとっていて、学生も授業のことや、課外活動のこと等を答えています。

さてそのうち、

教員:「実際の学生生活で、日々あなたが実践していることは何かありますか?」

 

という質問が出たときの、学生の回答が実に素晴らしいものでありました。

 

学生:「特に情報に気をつけています。現代はテレビ、新聞、ネット等、情報が溢れていて簡単に情報に触れることができますが、私はその情報の一つ一つを鵜呑みにしないで、しっかりエビデンスを取った上で、客観的に考え、そして自分なりの意見を持つようにしています」

 

いやあ~素晴らしいヾ(^v^)k

 

この学生の言うとおり、現代社会は情報が溢れています。特にネットの中には、ありとあらゆる情報があり、その中にはフェイクも沢山混じっています。

そういった情報に対して、何も疑わずに鵜呑みにして、振り回されている人(老いも若きも)が多いことが、最近また浮き彫りになってますよねぇ~。

新型コロナウイルス関連では、トイレットペーパー買い溜め問題や、食料品買い占め問題等、ちょっと考えれば行動しなくて済むのに、情報を鵜呑みにして走っちゃった人が多かったために、トイレットペーパーなんて、まずあり得ない品薄状態に一時はなりましたよね。

学生にとっても身近な就職活動に関する情報もネットの中には沢山ありますが、有益な情報に混じって、半ば悪意のある間違った情報も沢山あることは事実としてあります。

それ以上に言いたいのは、情報がデマでなくてもただ振り回されて、自分に芯が無く、自分の意見も無く、誰かに言われたことをそのまま従うだけの人って魅力あると思いますか!?

リベラルアーツについて知る | LIBERAL ARTS

ここに、東京工業大学の先生の言葉をご紹介しますが、この文章の2段目。

「答えが無い問題にどう対処するか」をぜひ読んでください。

この2段目の最後に書いてある

「多様な見方ができるとは、「他の人の言っていることを鵜呑みにしない」ということでもあります。どんな偉い人が言ったことでも、必ずしも正しくないかもしれない。ある時代のある場所では正しくても、ほかのところでは通用しないかもしれない。だからそれをすぐに信じてしまうのではなく、自分の頭で考え、自分のハートで感じ、自主的に判断し行動することが求められています。もちろんそうやって自分で判断するためには、たくさんのことを知っておかなければなりません。」

これこそが、今日私が言いたかったことです。

”自分で考え、自分で判断し、自分で行動するクセを若いうちから持とう”

 

日頃からこういう「クセ」を付けておくことで、情報の拾い方も分かってくるし、情報を判断する力も付いてくるし、自分の考えを基にして行動する力も付いてきます。また、しっかりしたエビデンスを基にした自分の考えを持てば、目上の人と話しても引け目を感じること無く話すことができるから、目上の人から見ても「しっかりした学生だね」と評価されるのです。

この行動を実践していけば、今後の就職活動だけでなく、これから社会人になって様々な分野・世代の人と相対していくときの武器となるでしょう。

緊急事態宣言で行動自粛が叫ばれている中でも、どんなことでも良いのです。学生の皆さん(だけでなく私を含め社会人の皆さんも)こういう意識を伴った生活を実践してみませんか?

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