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ワールドビジネスサテライトからの企業情報(2/3,4,5放送分)

就活生のためのニュースからの企業情報

<22卒 および 23卒以降 向け>

2月3日(水)、4日(木)、5日(金)にテレビ東京 ワールドビジネスサテライト(WBS)で放送された中にあった企業に関するニュースを取り上げます。

 

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2月3日(水)放送分

ソニー、純利益が初の1兆円越え

ソニーは、2021年3月期の純利益を1兆850億円に上方修正したと発表。前年比86.4%増えて、過去最高となる。

・純利益が1兆円超となった企業は、トヨタ自動車、ソフトバンク等に次ぎ5社目。

 

→(他の家電大手と比べて、ソニーはゲーム、音楽、映画製作、等の分野も手がけており、特にこの1年はそういった分野が好調だったことも純利益を押し上げた要因になっていたようです。番組内でソニーの元会長の出井さんが「コロナ危機から脱却するにはビジネスモデルを変えなきゃいけないけど、まだやっていることが中途半端である」と仰っていましたが、そのとおりですね。コロナ禍で航空業界や外食産業が苦境ですが、だからこそビジネスモデルを変えるチャンスなのだろうと思います。)

 

コロナ対応へ向け、企業の事業見直しが続く

資生堂は、日用品事業の売却を発表。「TUBAKI」「uno」「専科」といったドラッグストア向けの低価格商品事業が売却される。売却先は大手投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズで、売却価格は1,600億円。

・アパレル大手のワールドは、国内店舗の2割にあたる450店舗を21年度中に閉店すると発表。不採算の7つのブランドも廃止。

 

東京メトロ、351億円の赤字

東京地下鉄(東京メトロ)が3日発表した2020年4~12月期の連結決算は、最終損益が351億円の赤字(前年同期は497億円の黒字)だった。

・4~12月期の最終赤字は04年の民営化後初めて。新型コロナウイルスの感染拡大で利用が減った。

 

コロナ禍で好調な食品メーカー

湖池屋が発表した去年7月から12月期の純利益は8億7,400万円で、前の年の3.7倍となった。在宅勤務が浸透する中、家庭での間食需要が高まり、主力のスナック菓子の売り上げが伸びた。

・カップめん大手の日清食品ホールディングスや、ソーセージなどを販売するプリマハムが好調で、純利益はそれぞれ前の年から4割以上伸ばした。

カゴメは業務用商品の売り上げが落ち込んだものの、家庭向けのケチャップや野菜飲料の販売が伸び、本業のもうけを示す事業利益は前の年から11%伸びた。

 

2月4日(木)放送分

ソフトバンク、最高益更新へ

ソフトバンクは2021年3月期の純利益が4,900億円になる見通しだと発表した。従来予想の4,850億円を上方修正し、過去最高益を更新する。

・宮内社長は「テレワークの需要が予想を上回った」ことで、法人需要が大きく伸びたと説明した。

 

住友商事、全執行役員の賞与をゼロに

住友商事は決算会見で、すべての執行役員およそ40人の6月の賞与をゼロにすると発表した。

・今年3月期の最終損益が1,200億円の赤字に転落する見通しとなっていることを受けて、経営悪化の責任を明確にするとしている。

・兵頭社長など経営会議のメンバー9人は、月額報酬も4月から半年間減額する。

 

東京製綱、TOBに反対表明

・ワイヤロープ最大手の東京製綱は、日本製鉄によるTOB(株式公開買い付け)に反対すると表明した。

・日本製鉄はTOBを通じて持ち株比率を9.9%から19.9%に高めたいとしているが、東京製綱は「日本製鉄は当社の株主と利益相反する立場にある。TOB成立後に日本製鉄の影響力が強まることを懸念している」などと反対した。

 

→(以前からこの、日本製鉄によるTOBに東京製綱が反対するニュースがありましたが、完全に反対表明を出したということですね。こうなると日本製鉄側が敵対的TOBを行っていくことになります。いずれにしても東京製綱側が厳しくなりそうに思います。)

 

ヤマダホールディングス、テレワークで好調

・家電量販店などを展開するヤマダホールディングスは、昨年4月から12月期の決算によると、純利益は前の年に比べ72%増えた427億円になった発表した。

・テレワークに伴う在宅時間の増加により、加湿器や調理家電などの売り上げが好調に推移した。

・2021年3月期の見通しについては、純利益を34%上方修正した。

 

リコーは、テレワークで売上高減少

・オフィス機器の販売を手がけるリコーは、昨年4月から12月期の決算が224億円の最終赤字だと発表した。

・オフィスへの出社率が減りプリンタやFAXなどの需要が低下したことが、売上高の減少につながった。

 

メルカリ、初の営業黒字

・フリマアプリ大手のメルカリが4日発表した2020年7~12月期の連結決算は、営業損益が13億円の黒字(前年同期は138億円の赤字)となり、同期間(中間期)として初めて黒字転換した。

・国内や米国で「巣ごもり需要」を背景にアプリ上の取引額が増えた。ただ足元では成長速度に陰りも見え、新型コロナウイルス禍の収束後に向けた戦略が問われる局面に入ってきた。

 

2月5日(金)放送分

障がい者支えるメガネを開発、QDレーザ

QDレーザ社は、目が不自由な人でも見える特殊なメガネを製造する企業だが、東証マザーズに新規上場し、特殊技術で世界市場を狙う。

・半導体レーザーの技術で網膜に直接、映像を投影する仕組み。製造するQDレーザは、今回の上場で得た資金を元にこうした特殊なメガネを必要とする世界の2億5,000万人に対し、量産を進めたい考え。

・今後は、レーザー技術を元に顔認証のセンサーや、次世代通信規格5G、そして、自動運転などの成長分野への参入も視野に入れている。

 

マクドナルド、営業最高益に

日本マクドナルドホールディングスの業績が拡大している。2020年12月期は本業のもうけを示す営業利益が前の期に比べ1割増えて300億円強と過去最高の予想。

・新型コロナウイルスの感染拡大で苦戦が目立つ外食業界の中で、持ち帰り需要などを取り込んで利益を伸ばした。

 

 

2月3日(水)、4日(木)、5日(金)放送分は以上です。

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