スカイプ面接と対面面接

大学生・大学院修士学生の就職活動
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<新 学部4年生・修士2年生向け>

早くから就職活動を行っている人は、すでにもう面接の経験があると思います。また、中には早くも内々定を得ている人もいらっしゃるとは思います。しかしながら、大半の人達がこれから本選考の面接が始まるという段階でしょう。昨今の新型コロナウイルス問題により学生や社員の感染防止を考え、選考の段階で対面での面接ではなく「スカイプ面接」を行う企業が増えると予想されています。

文字どおりスカイプを使った面接ですが、学生の皆さんにとっては対面面接と違い、画面を通して人事担当者の面接を受けるため、いくらか面接のプレッシャーが軽減されると喜んでいる人もいるみたいですね。そうは言っても面接⇒選考に繋がるわけですから、確実にモノにしていきたいですよね。スカイプ面接の注意点についてはいくつかあり、たぶん皆さんもネットで検索して対処されていると思われますが、私からは対面面接と共通した注意点についていくつかお話ししたいと思います。

(1)声の大きさに注意!

これは、スカイプ面接でも対面面接でも同様に重要なことです。特に小さい声の人は注意! 声が小さいと面接官はもう一度聞き直したりして、せっかく話のキャッチボールが出来ていたのを遮るきっかけになってしまいますし、面接官も忙しいのでわざわざ聞き返したりせず「聞こえなかったけど、まあいいか」と流されてしまう可能性もあります。せっかくのアピールポイントも面接官に伝わらなかったら何にもなりません。スカイプ面接では機器の設定に注意し対面面接では複数の面接官全員にしっかり聞いて貰えるような音量で話しましょう。

(2)話のペースが速い人は注意!

学生はどうしても「自分が言いたいことを早く吐き出してしまいたい!」という気持ちから、早口になってしまいます。特にエントリーシートに書いた自分のアピールポイントについては「言わなきゃ!言わなきゃ!」と思って焦りがちで、それが話のペースを速めてしまう原因になります。これも面接官が聞き取れなかった場合に勿体ないことになってしまいます。

(3)姿勢が悪い、落ち着きが無い人は注意!

これは対面面接のほうが影響は大きいのですが、姿勢の悪さや落ち着きの無さは印象の悪さに繋がります。面接は短時間にあなたの人となりを面接官が判断していくもので、話の内容に入る前の第一印象が結構大事になります。第一印象が悪いと人の評価ってマイナス点からのスタートになってしまうので面接の内容が良くても第一印象を覆すのは大変です。スカイプ面接の場合は、画面の設定(顔を正対させるように)、面接を受ける部屋の片付け(散らかってたら「片付けられない人」と見られる)、明るさ(暗い部屋だと顔も暗く見えてしまう)、をしっかり確認しましょう。

 

そして、もし自分が重要視している企業がスカイプ面接を行うようであれば、できれば大学のキャリアセンター方に相談してスカイプ面接の練習をさせてもらえるか?交渉してみてください。

たぶん多くの大学で、対面面接の練習はさせてもらえるはずですが、スカイプ面接にも慣れておくために、練習の機会を作ってもらえるようお願いしてみるとよいでしょう。自分がどのように相手のスカイプ画面に映っているのか?確認もできますしね。

そして、絶対に忘れてはいけないのが、対面面接も練習しておく です。まず間違いなく企業は学生に内々定を出すまでに必ず対面面接の機会を作ると思われます。何故か?と言いますと対面面接のほうが学生さんの人となりが見えやすいからです。そして50歳代以上の方が役員面接の面接官だった場合「スカイプ面接だけで内々定を出すなんて冗談じゃない!」って言う前時代的な方も企業の中には少なからずおられると思いますので・・・(^^ゞ

これから、選考の過程でグループ・ディスカッションも行われていくのか?対面面接で内々定が出されるのが、どの時期になるのか?事態は流動的ですが、どうか皆さんはデマ情報に惑わされず、事前の準備をしっかりして焦らず企業の選考を受けていってください。

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