このサイトにはPRが含まれます。
スポンサーリンク

なかなか面接が通らない人へ・・・①

内定取れない 大学生・大学院修士学生の就職活動
サイト内には広告が含まれています。

<新 学部4年生・修士2年生向け>

 

3月31日(火)の投稿で、面接のお話をしました。

https://shu-dou.com/%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%82%a4%e3%83%97%e9%9d%a2%e6%8e%a5%e3%81%a8%e5%af%be%e9%9d%a2%e9%9d%a2%e6%8e%a5/

2021卒の皆さんの就職活動も、すでにある程度の企業が面接⇒内々定出しまで進めていて、たぶん皆さんの中には「なかなか内々定出ないんだよねぇ~」という状況の方も多いかと思います。そこで今回は皆さんにある意味 ”気付いて” もらうために面接のお話をしたいと思います。

昨日のエントリーシートのお話でも触れましたが、面接においても主に聞かれることは

1.大学時代頑張ってきたことは何ですか?(学業のこと・学業以外のこと)

2.自己PRをしてください。

3.弊社を志望した理由は何ですか?

 

この3点の質問であると思います。もちろん、企業の方針でもっと別の質問を細かく聞かれることもあると思います。

さて、早い時期から企業の本選考を受けている方の中には、すでに数社の選考を受けて「どうしても、すべて1次か2次の早い段階で落とされてしまう」という状況になっている方もおられるかと思います。

実際私もキャリアセンター在職中はこの時期から「いくら受けてもダメなんです・・・」って相談をかなり受けてきました。

 

では、なぜダメなのでしょうか?

私が見てきた中では

”アピールしようとしているポイントがずれている”

そして、そのことに学生自身が気付いていないのが敗因なのかなと考えています。

まず「大学時代頑張ってきたこと」からいきます。この回答としてかなり多いのが、サークルの副部長やら主務等で頑張ったことについてでした。

私もキャリアセンター内で模擬面接の面接官を年間100人ほどしていましたが、その中でサークルの副部長やら主務やらの回答を出してきた学生は、6~7割もいました。年間100人ほど見てきただけでそれだけ回答があるとすると、数千人規模の面接を行う企業だと、どうなるかおわかりですよね。

「あ~またか!」

となるわけです。

サークルの副部長や主務が悪いと言うわけではありませんが、面接官は結構聞き飽きている可能性があることを考えて話してください。もし話すのであれば、サークルの規模感(何名規模のサークルで、等)をしっかり面接官に理解させること、力を入れた活動について、どんな理由で行い、どんな人たちを巻き込んで、どんな苦労があって、最終的にどうなって、結果自分にこんな力が付いたことで自信になった。くらいのことを簡潔に話せるようにならないといけません。

必要なのは、定量的な情報を完結に説明し、苦労したことややり切ったことから出てきた自信のような「自分の実感」を説明すること。同じ「サークル活動の話」でもここに他者との違いが出れば面接官はしっかり聞いてくれます。

逆に、自分なりのエピソードが無いと「あ~またか!」で終わってしまい、面接官からの追加質問が無いまま終わってしまいます(特に、「こうなって、こうなりました」の”実績報告”だけというのは全く以て聞く耳を持ってくれません)。

また割と多いのが、家庭教師のアルバイト です。なぜか?私が見てきた就活生の間では「面接官は就労体験してきたエピソードを話した方が受けが良い」という噂話を信じていた人が多かったのですが、長年社会で揉まれている面接官からしてみれば、アルバイトなんて就労体験のうちに入りません。

まして、家庭教師のアルバイトとなると、その学生が接するのは教え子とその親くらいですよね。社会に出ると多種多様な人間関係の中で仕事をしなくてはいけない世界となります。そうなると家庭教師のアルバイトは、世界が狭くて、面接官はあまり重視してくれないと思っています。

さて、なかなか面接が通らない皆さん、もう一度ご自身が大学時代、あるいは高校時代や中学時代から大学時代にかけて力を入れてきた活動をもう一度掘り起こしてみてはいかがですか?意外と自分では「こんなエピソードじゃあ、面接官には響かないよなぁ~」と思っていることでも社会人から見たら「こんな素晴らしいことをして頑張ってきたんじゃないか!なんでこれをアピールしないのだろう!?」というエピソードがあったりします。

面接に苦戦している学生って、結構自分の視点と社会人の視点がズレていたり、ネットの噂に踊らされていたりして、自分が話すべき頑張ってきたエピソードやアピールすべきエピソードではなく、他のエピソードを話してしまうことが多く、面接官から見て魅力的に映らないケースが多かったりします。

それって、勿体ないですよね!!

だから、面接に苦戦している人は、まず自分のこれまでの行動を振り返って、些細なことでも箇条書きにしておき、そのエピソードを面接の回答バージョンとして複数用意しておきます。そうしたら、キャリアセンターの方に「この企業を受けるのですが、大学時代頑張ってきたことについて、3つほどエピソードを話してみようと思っているのですが、聞いてください。」とお願いして聞いてもらう。

その中から、社会人目線で「魅力的だな」と思えるところを指摘してもらい、そのエピソードを話すことに自分が納得するのなら、それで面接に挑む。ということをしてみてはいかがでしょうか?

ということで、長くなりましたので自己PRや志望動機については、また次の記事で書きたいと思います。

Follow me!

コメント